調べものをするときはブラウザーを、スケジュールを入力するときにはカレンダーを、それぞれ別にアプリを起動していませんか。
Google アプリなら、これらをまとめて一元管理。必要な情報、知りたい情報にすぐにアクセスできます。
Google アプリは、文字や音声入力による検索機能のほか、興味のあるトピックの最新情報を入手したり、これからの予定などをまとめて確認できる、パーソナルアシスタントツールです。
Google アプリは、Gマークのアイコンで、ホーム画面のGoogleフォルダーまたはアプリ一覧画面に用意されています。また、検索の場合は、ホーム画面に置かれたウィジェットも利用できます。
Google アプリでは、おもに次のようなことが行えます。
・文字や音声入力による情報の検索
・ニュースや興味のあるトピックの最新情報の通知
・カレンダーやリマインダーなど予定の作成や通知
マップやブラウザーなどのアプリをそのつど起動するより、Google アプリからほしい情報に簡単にアクセスできます。
Google アプリは初期状態でインストールされていますが、実際に使用する前に最新版にアップデートしておきましょう。
ホーム画面またはアプリ一覧画面からGoogle Play ストアアプリを起動し、「Google」と検索、「更新」をタップします。
Google アプリをはじめて起動すると、Google アプリのフィード画面が表示されます。フィード画面には、天気予報や最新ニュースなどが表示され、興味のあるトピックの種類を設定することができます。
フィードの編集は、Google アプリのアイコンをタップして画面右下のメニューアイコン()をタップします。
表示されるメニューから「設定」→「マイフィード」をタップすると、受け取る通知の内容を選択や削除などが行えます。
また、メニューから「カスタマイズ」をタップすると、フィードのカスタマイズ画面が表示されるので、さらに細かい設定が行えます(「個別にトピックを登録する」を参照)。
Google アプリのフィード画面には、さまざまなニュースが表示されますが、興味があることは個別に「フォロー」してみましょう。
FacebookやTwitterのようにフォローした内容の最新情報を知ることができます。
たとえば、「火星」についてもっと知りたい場合、フィード画面もしくは、ホーム画面のGoogle アプリのウィジェットで「火星」を検索します。
検索した画面に表示される「フォロー」ボタンをタップします。
これで火星について新しい出来事があると、フィードに配信されます。
なお、「フォロー」ボタンは、人物や企業、世界的な賞や文学作品、映画など、話題になりやすい言葉につけられています。
検索トップには出てこないこともあるので、気になる言葉を検索したときはスクロールしてみましょう。
興味のあるトピックに「フォロー」ボタンが表示されない場合は、カスタマイズ画面から個別に登録することができます。
Google アプリを起動して、画面右下のメニューアイコン()をタップします。
メニューから「カスタマイズ」をタップすると、「マイフィードのカスタマイズ」画面が表示されるので、「トピックをフォロー」をタップします。
画面上部の虫めがねアイコンをタップして検索欄に追加したいトピックを入力します。ここでは、「気候変動」を検索してみました。
気候変動に関連するものが一覧表示されるので、追加したいトピックをタップして選択します。
これで、気候変動関連の情報が表示されるようになります。
フィード画面には最新ニュースなど旬な話題が表示されますが、興味のないものは非表示にすることができます。
表示されているトピックの右上にあるをタップしてみましょう。
ニュースの内容や配信元など、個別に非表示の設定ができます。
上記の「マイフィードのカスタマイズ」画面で「フォロー中」の「すべての設定を見る」をタップすると、フォロー中のトピックの編集が行えます。
画面下までスクロールしてさらに「その他」の「すべての設定を見る」をタップすると、登録しているトピックの一覧が表示されます。
フォローを解除したいものがあれば、×をタップします。これで解除できます。
Google アプリは、カレンダーやマップと連携しているので、登録済みのスケジュールや経路など簡単に確認できます。
たとえば、「明日の予定」と入力したり話しかけたりすると、カレンダーに登録した予定一覧が表示されます。
予約した飛行機やホテルなども、カレンダーに登録してあれば検索できます。
また、明日の予定など直近のスケジュールであれば、画面下のをタップすると表示できます。
この「近日中」画面には、自宅と勤務先の住所を登録しておくと、帰りの電車やバスの時間もすぐに確認できるので便利です。
なお、予定がない場合は、「一致するイベントが見つかりませんでした」と表示されます。
自宅や勤務先の住所を登録するには、画面右下のメニューアイコン()をタップして「設定」をタップし、さらに「Google アシスタント」の「設定」をタップします。
アカウント情報の登録画面が表示されるので、「登録情報」→「自宅と勤務先の場所」をタップし、それぞれの住所を設定します。
Google アプリは、検索ボックスからの入力以外にも、会話型検索サービス「Google アシスタント」と連携しているので、検索窓のマイクアイコンをタップすると、音声で検索することができます。
たとえば、マイクアイコンをタップして「明日の天気は?」と話しかけると、Google アシスタントが音声と画面で答えてくれます。
なお、すぐに音声検索したい場合は、ホームボタンを長押しするとGoogle アシスタントが起動できます。
Google アシスタントでは、Google アシスタントと会話しながら情報を検索することができます。
初回は音声認識の画面が表示されるので、「使ってみる」をタップして設定を行います。
スケジュールの入力もGoogle アプリから簡単に行えます。
たとえば、検索窓に「明日の9時から高橋さんと打ち合わせ」と入力して虫めがねアイコンをクリックするか、マイクボタンをタップしてしゃべると、自動的にカレンダーに入力されます。
タイトルを入力してをタップすると登録は完了です。
また、「今日の18時にクリーニングの受け取り、リマインダー」と入力すると、リマインダーに登録できます。
登録したスケジュールは、予定の時間が近づくと着信音やステータスバーで通知されます。
Google アプリの「近日中」画面にも表示されます。
急ぎのときは、ホームボタンを長押ししてGoogle アシスタントに話しかけて登録すると便利です。
なお、Google カレンダーは複数のカレンダーを追加できますが、Google アプリからスケジュールを登録できるのは、メインのカレンダーのみです。
スマホの場合、「予定」に登録されます。
たとえば、仕事とプライベートなど複数のカレンダーを使い分けている場合は注意が必要です。
カレンダーにスケジュールを登録した場合、通知のタイミングを指定できます。目的のスケジュールの開き、編集ボタン()をタップします。編集画面が表示されるので、ベルボタンをタップして通知のタイミングを指定します。
リマインダーの通知は、時間と場所の2つから選択できますが、こまかいタイミングは指定できません。指定した時間、または場所に近くなると通知されます。
たとえば、「××さんにメール」と入力したりマイクをタップしてしゃべるだけで、Gmailが起動してすぐにメッセージを送ることができます。
Google アプリからはさまざまなアプリを簡単に起動できるので覚えておくと便利です。
ほかには、「メモする」と指示すればメモを記入できますし、「朝6時にアラーム」とすれば、アラームを設定することができます。
なお、メモの保存先は、GmailまたはGoogle Keepから選択できます。
保存先を変更したい場合は、メモ帳の左端のをタップして行います。
写真の画像検索を利用すれば、場所や行き方、写っているものの名前などをすぐに調べることができます。
たとえば、旅行先で撮影した場所を忘れてしまったとき。Webサイトに掲載されている商品のブランド名を知りたいときなど便利です。
画像検索は、Google アシスタントから行います。
「アルバム」などで写真や画像を表示して、ホームボタンを長押しします。
「画面の検索」をタップすると、すぐに検索結果が表示されます。
外出先で急におなかがゴロゴロ……。とくに、出張や旅行などで初めて行くような不案内な場所では緊張しますね。
こうしたときは、「近くのトイレ」で検索すると、公共トイレの一覧が表示されます。
ただ、公共トイレはあまり数が多くないので、こういう場合は「近くのコンビニ」での検索をお奨めします。
Google アプリは、日々の生活をアシストしてくれる便利な機能がたくさんあります。
他のGoogle標準アプリも使いこなして、スマホライフを充実させましょう!
※この記事は、AQUOS R SH-03Jで2017年11月時点のGoogle アプリで検証しました。