新しいスマホに機種変更する前に

これまで使っていたAndroidスマホ(以下、元のスマホ)から新しいAndroidスマホ(以下、新しいスマホ)へ機種変更する場合、事前にやっておきたいこと、知っておきたいことなどを紹介します。

なお、ここでは、移行前の事例には2015年11月発売のソフトバンク AQUOS Xx2(Android5.1)を、移行後の事例には2018年12月発売のソフトバンクAQUOS zero(Android9)とドコモ AQUOS sense2(Android 8.1)を使用します。
適宜、お使いのスマホに読み替えてください。

機種変更前にこれだけはやっておこう

通信事業者の変更に関係なく、機種変更前に必ずやっておくべきことがあります。

  • ① おサイフケータイやポイントサービスのアプリの移行を行う
  • ② Googleサービスの同期やデータのバックアップを行う

おサイフケータイやポイントサービスのアプリを使っている場合は、あらかじめ機種変更前に移行の手続きを行う必要があります。

移行手続きをしないと、残金や残っているポイントを利用できなくなるので注意しましょう。

サービスごとに操作は異なるので、ご自身が利用しているサービスの公式サイトなどで確認しましょう。

また、元のスマホの契約を解除すると、インターネットに接続できなくなります。

Wi-Fiなどのインターネット接続のサービスを利用できる場合は問題ありませんが、スマホの通信回線だけを使用している場合は、データの種類によっては移せなくなります。

インターネット接続が通信回線のみの場合は、解約前にデータのバックアップを行っておきましょう。

データ移行の概要については、次の項を参照してください。

最適なデータの移行方法を知ろう

Androidスマホ同士の機種変更の場合、同じOSを採用しているのでデータ移行も簡単に済みそうな感じがしますが、データの種類によっては複数の移行方法を組み合わせないとうまくいかないことがあります。

まずは、Androidスマホで扱うデータの種類と移行方法を確認しましょう。

データの種類は、大きく分けて次表の3つに分けられます。

▼ データの種類と移行方法
データの種類 移行方法
Googleサービスのデータ
(GmailやGoogleカレンダーなど)
Googleアカウントの同期を使う。
(同期とは、複数の端末でデータを同一に保つこと。同じGoogleアカウントを設定することで元のスマホのデータを新しいスマホでも使用できる)
通信事業者提供のサービスのデータ
(連絡先や写真など)
通信事業者が提供するバックアップサービスを使う
その他のアプリデータ アプリごとにバックアップするか、専用アプリでバックアップする ※
※ Android6.0以降は、Google Playストアからインストールしたアプリのデータも自動でバックアップが可能になりました(コラム参照)。

以降、これら3種類のデータの移行方法の概要を紹介します。

❶ Googleサービスのデータを新しい端末に移す

GmailやGoogleカレンダーなど、Google関連アプリのデータは、同じGoogleアカウントを設定することで簡単に新しいスマホにデータを移すことができます。

このしくみを「同期」といいます。
この機能を利用するには、事前に同期したいサービスを設定しておく必要があります。

① Googleアカウントの同期設定を行う

元のスマホのアプリの一覧画面から「設定」→「アカウント」をタップして開き、アカウント画面の「Google」をタップします(画面上)。

Googleアカウントの一覧が表示されるので、目的のアカウントをタップします(画面中央)。

同期対象のサービス一覧が表示されるので、同期したいサービスにチェックを入れます(画面下)。これで設定は完了です。

なお、ここに表示されるサービスは、Androidのバージョンによって異なります。

Googleアカウントの同期設定を行う
▲ 元のスマホ

②新しいスマホで移行データを確認する

元のスマホの設定が完了したので、新しいスマホで確認してみましょう。

初期設定で元のスマホと同じGoogleアカウントの設定が済んでいれば、データはすぐに確認できます。

たとえば、カレンダーを起動すると、元のスマホのカレンダーで記入した予定が確認できます。

新しいスマホで移行データを確認する
▲ 新しいスマホ

「Googleバックアップ」を使う

Android6以降から、「設定」→「バックアップとリセット」の設定を有効にすると、1アプリにつき25MBという条件付きですが、インストールしたアプリやアプリデータ、通話履歴、スマホの設定などのバックアップが可能になりました。

Googleドライブに自動的にバックアップされ、新しいスマホにアプリを再インストールするときにアプリデータも自動的に復元されます(画面例はAndroid6.0のSH-04H)。

この設定項目はAndroid4から用意されていますが、この機能でバックアップできるアプリデータはスマホによって異なり、バックアップできない場合もあるので、注意が必要です。
ほかのバックアップサービスと併用するようにしましょう。

また、バックアップしたデータは2週間使用しないでいると、2カ月で削除されます。

「Googleバックアップ」を使う

❷ 通信事業者が提供するバックアップサービスを利用する

通信事業者のサービスは、解約しない限り利用できるので、機種変更時に通信事業者を変更しない場合は、日常のバックアップとしても利用することができます。

代表的な通信事業者のサービスには次のようなものがあり、専用のアプリも用意されているので簡単に使えるので便利です。

なお、スマホの種類によって利用できるサービスが異なります。
詳細は、各通信事業者の公式サイトで確認してください。

▼ キャリアアカウントのバックアップサービスの例
キャリア サービス名 おもなサービスの内容
ドコモ ドコモデータコピー 電話帳、+メッセージ、メール、写真や動画、音楽、通話履歴などのデータをmicroSDカードにバックアップ ※1。
電話帳やSMS(+メッセージ)など一部のデータは2台のスマホ間で直接、データを移すことも可能
ソフトバンク あんしんバックアップ 電話帳、S!メール、カレンダー、ブックマーク、発着信履歴、写真、音楽、動画などをソフトバンクのサーバーやSDカードにバックアップ
au データお預かり アドレス帳や発着信履歴、メール、写真、動画、音楽、カレンダー、ブックマーク、ユーザー辞書、設定などをauのサーバーやSDカードにバックアップ
※1 バックアップできるメールは、ドコモメール(ローカル)/spモードメールのみ

「ドコモデータコピー」(ドコモ)

ドコモのスマホにプリインストールされているバックアップアプリです。

ドコモのスマホを機種変更する場合にデータを移せる「データ移行」とデータの種類ごとにバックアップや復元ができる「バックアップ&復元」の2つの機能があります。

「ドコモデータコピー」の起動画面(左)とバックアップ設定画面(右)
▲ 「ドコモデータコピー」の起動画面(左)とバックアップ設定画面(右)

「あんしんバックアップ」(ソフトバンク)

ソフトバンクのスマホにプリンストールされているバックアップアプリです。

microSDカードやスマホ本体に必要なデータをバックアップすることができます。

3Gケータイの電話帳もあらかじめサーバーに保存しておけば、このアプリでスマホに移すことができます。

「あんしんバックアップ」の起動画面(左)とバックアップデータの選択画面(右)
▲ 「あんしんバックアップ」の起動画面(左)とバックアップデータの選択画面(右)

「データお預かり」(au)

auのスマホにプリインストールされているバックアップアプリです。

auのスマホ同士の機種変更で利用できるデータ移行メニューも用意されています。

「データお預かり」の起動画面(左)とバックアップの設定画面(右)
▲ 「データお預かり」の起動画面(左)とバックアップの設定画面(右)

❸ その他のアプリデータ

アプリデータはGoogleバックアップでバックアップされるものもありますが、スマホやアプリによって異なるため、ご自身でGoogle Playストアからインストールしたアプリのデータは、個別にバックアップしておくほうが安全です(上記コラム参照)。

これらのデータは一番気を使う部分です。誤って削除しないように慎重に操作しましょう。

なお、バックアップ専用のアプリを利用することで、標準アプリ以外のアプリデータもバックアップすることが可能です。

アプリデータを移行する

作成したアプリデータは、どこに保存する設定にしているかによって操作が異なります。

スマホ本体(内部ストレージ)に保存している場合は、SDカードにバックアップをとったりパソコン経由でコピーしたりすることで、新しいスマホにデータを読み込むことが可能です。

なお、最近のAndroid用アプリは、データの保存先にクラウドサーバーを指定できるものが多いので、こうしたものは同じアカウントでログインすることで新しいスマホでデータを利用できるようになります。

事前に、ご使用のアプリのヘルプや公式サイトで確認してください。

バックアップ専用アプリでバックアップする

データの種類ごとに複数のバックアップを行うのが面倒な場合は、バックアップ専用のアプリを利用するという方法もあります。

Google Playストアには実に多くのバックアップ専用アプリが配布されているので、評判を確認してから好みのものを利用すればいいでしょう。

たとえば、画面例の「JSバックアップ」(提供:情報スペース)は、ここで紹介している標準アプリのデータ(連絡先やブックマーク、カレンダーなど)を含め、写真や文書データなどをまとめてバックアップして、新しいスマホに移すことができます(無料)。
バックアップしたいデータの選択も可能です。

なお、具体的な使い方などについては、公式サイトを参照してください。

JSバックアップ
▲ 元のスマホ

※バックアップ先とバックアップしたいデータを選択したい場合は、「バックアップ」画面で画面右上の歯車アイコンをタップし、設定画面で指定する。

アプリを再インストールする

新しいスマホへのアプリの再インストールは、Google Playストアの「マイアプリ&ゲーム」を利用すると便利です。

ここには、インストール済みのアプリと、これまでインストールしたことがあるアプリの一覧が表示されます。

「マイアプリ&ゲーム」の「ライブラリ」をタップし、必要なアプリを選択して再インストールします。

マイアプリ&ゲーム
▲ 新しいスマホ

機種変更が終わったら

機種変更を終えて、新しいスマホでデータの移行を確認したら、元のスマホはリセットして内容を削除しておきましょう。

スマートフォンは個人情報のかたまりなので、そのまま放置しておかないようにしましょう。

リセット機能は、「設定」画面の「バックアップとリセット」や「プライバシーの設定」などに用意されています。

ご注意事項
  • Android端末の動作確認は、2015年11月発売のソフトバンク AQUOS Xx2(Android5.1)、2018年12月発売のソフトバンクAQUOS zero(Android9)、同じく2018年12月発売のドコモ AQUOS sense2(Android 8.1)を利用しております。
  • ネットワーク環境は、LTEおよび3G接続を基本に、状況によりWi-Fi接続を使用しております。
  • 端末及び各種アプリやサービスのバージョンアップにより、操作方法や画面内容が異なる場合がございます。
  • 記載されている内容は2019年3月時点で確認した情報です。
  • Google Playストアに掲載されるアプリケーションの内容等に関しては一切関知せず責任を負いません。
    自らの責任でご利用ください。
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