スマホを毎日使い続けていると、バッテリーの減りが早いと感じることはありませんか?
そんなときには、ちょっとしたコツでバッテリーを長持ちさせられます。
ここでは、スマホの電池の減りが早くなったときの対処法や、バッテリー交換時に気をつけておくこと、おすすめ機能があるスマホなどをご紹介します。
スマホを使っていると起こりがちなのが、バッテリーに関するドラブルやお悩みです。まずは、バッテリーの減りが早いという症状の原因について説明します。
頻繁に充電しなければならない、いきなり0%になって電源が落ちてしまうなどは経年劣化が原因です。
バッテリーは充電を繰り返したり、充電しながら長時間使用したり、高温環境下に置いてしまうといったことで最大充電容量が低下していきます。
また、劣化によりバッテリーが膨張することもありますが、放置しているとスマホ本体のフロント・バックパネルが浮いてしまい、機密性や防水性がなくなる原因になるので注意が必要です。
必要のないアプリがバックグラウンドで常に起動していたり、位置情報やWi-Fi機能が常時ONになっていたりすると、バッテリーが消耗しやすくなります。
これらは、アプリの設定変更や削除、AndroidOS・端末独自の設定などで改善できます。
特に外出時などは、電池の減りが早いと、必要なときに使用できず不便だったり、連絡手段の確保ができず不安になったりすることもあるでしょう。
ここからは、スマホのバッテリーを長持ちさせるために重要な基礎知識と、今すぐできる対処法を紹介します。
高温になる場所でスマホを使用、充電、放置すると、バッテリーに悪影響が出ます。長時間のゲームや動画視聴、充電しながらの使用もスマホの温度を上げてしまうため、バッテリーの劣化につながります。
また、スマホの各キャリアが提供販売していない市販の充電器(保証対象外)を使用した場合、問題が起きる可能性も考えられるので純正の充電器を使うようにしましょう。
充電器を購入する際は、USBのタイプ(Type-B、Type-Cなど)や高速充電に対応しているかなど必ず確認するようにしましょう。
バッテリー残量は20%~80%の間で使うのが最適です。AQUOSであれば、「インテリジェントチャージ」で自動的に賢くコントロールできます。
充電中の発熱も抑えるので、急速充電を繰り返してもバッテリーが劣化しにくく安心です。
スマホの設定ではBluetoothや位置情報(GPS)、自動回転機能をOFFにして消費電力を抑えましょう。
スマホ本体の設定に加えて、アプリごとの設定をこまめにチェックすると省バッテリーにつながります。
ただ、省バッテリーのためにせっかくの機能を抑えてしまうのはもったいないものです。地図アプリをよく使う方ならば位置情報は常にONにしておきたいでしょうし、クラウド機能をよく使う方は同期を切りたくない場合もあるでしょう。
AQUOSには、そんな時に役立つ「長エネスイッチ」というバッテリーの消耗を抑える機能が備わっています。
「長エネスイッチ」は自分の用途に合わせて省エネ機能を設定できるので、スマホの性能を活かしたままバッテリーの消耗を抑えることが可能です。
また、ディスプレイの明るさを押さえるだけでも消費電力を減らすことができるので試してみてください。
バッテリー交換の時期は、スマホの仕様や使い方によって大きな差が出ます。
換え時のひとつの目安は、購入時と比較してバッテリーが70~80%しかもたなくなった頃ですが、この時期の見極めは容易ではありせん。
2020年以降に販売されたAQUOSの一部モデルには「電池健康度」が3段階で表示されるものもあり、バッテリー交換時期の目安にすることができます。
機種によってバッテリーの交換方法は違いますが、自分で交換できるものはあまり多くありません。
一般的な交換方法は、バッテリー交換の前にデータを自分でバックアップしてから、購入したキャリアへ依頼する方法です。
しかし、AQUOSのSIMフリーモデルの一部機種では、AQUOSスマートフォン公式ホームページから電池交換修理(有償)を申し込むこともできます。
自分の使っているスマホが対象であれば、こうしたサービスを利用するのもおすすめです。
バッテリー交換を依頼する際には、必ずデータをバックしておく必要があります。
通信会社によって、クラウド系の自動バックアップアプリを提供している場合もあるので、利用できるバックアップツールを確認してください。
手動でバックアップしたい場合は、スマホのホーム画面→[アプリ一覧画面]→[設定]→[バックアップとリセット]→[データ引継]の順で操作します。
次に、[microSDにデータ保存]を選択して暗証番号を入力したら、[OK]をタップします。最後に「保存するデータカテゴリ」を選んだら、[保存]→[はい]→[完了]をタップします。
データ移行(コピー)については「機種変更まるわかりガイド」の「Androidスマホからのデータ移行」の記事も参照ください。
AQUOSは大容量バッテリーと、省エネIGZOの相乗効果で長期間の電池持ちを実現しています。さらに「インテリジェントチャージ」など、電池の劣化を軽減し長く使い続けられる機能もあります。
AQUOSには、ボタンひとつで大幅に電力消費を抑えられる「長エネスイッチ」が標準搭載されています。
長エネスイッチとはCPUの動作や機能を一部制限することで、スマホの性能を維持しながらバッテリーを長持ちさせる機能です。
この機能を使用したい場合は、スマホのホーム画面→アプリ一覧画面を表示→[設定]→[電池]→[長エネスイッチ]→[今すぐONにする]の順で操作して設定します。
確認画面が表示された場合は[はい]をタップします。
長エネスイッチを有効にすると、ディスプレイの明るさを抑えたり、バックグラウンドアクティビティや一部の視覚効果、使用頻度の少ないアプリを制御したりして電池の消耗を抑えることができます。
長エネスイッチは常にONにしていなくても、あらかじめ設定しておけば指定したバッテリー残量になれば自動でONになる仕様です。
そのため、スマホの使用目的やバッテリー残量に応じて便利に切り替えて使えます。
AQUOSの「インテリジェントチャージ」は、バッテリーを長持ちさせるために優れた機能です。
インテリジェントチャージは、高速充電などでバッテリーに負担がかからないよう充電中の温度や電圧などを検知して充電を制御し、バッテリーの消耗を抑えてくれます。
常に作動している機能のため、ご自身で設定しなければいけない操作は一切ありません。
また、電池設定の中にはバッテリーの健康度表示の仕様があり「良好」などといったわかりやすい表示でバッテリーの状態を教えてくれます。
AQUOSには、シャープ独自のディスプレイ技術「IGZO」が採用されています。
美しい発色で高画質なIGZO液晶は、消費電力の効率が高いため電力消費量が少ない点も魅力です。精度の高いタッチ認識となめらかな操作感もIGZOの特長です。
AQUOSは、高いバッテリー性能に加えて、こうした省エネ性能との合わせ技で長い電池持ちを実現しています。
※この記事はAQUOS R5Gで2021年2月に検証した内容です。