スマホの便利機能と困ったときの対処法

スマホの電池を長持ちさせる方法

スマホを毎日使い続けていると、バッテリーの減りが早いと感じることはありませんか?
そんなときには、ちょっとしたコツでバッテリーを長持ちさせられます。
ここでは、スマホの電池の減りが早くなったときの対処法や、バッテリー交換時に気をつけておくこと、おすすめ機能があるスマホなどをご紹介します。

  • ※ この記事は、ドコモ AQUOS R9(Android™ 14)を利用し、2024年8月時点での機能やサービスの動作確認に基づき作成致しました。お使いの機種やOSのバージョンによって、状況が異なる場合がございますが、予めご了承ください。

もうスマホの充電が切れそう!?
電池(バッテリー)の減りが早くなる原因とは

バッテリーの減りが早くなる症状の原因について説明します。

経年劣化

頻繁に充電しなければならない、いきなり0%になって電源が落ちてしまうなどは経年劣化が原因の場合があります。
バッテリーは充電を繰り返したり、充電しながら長時間使用したり、高温環境下に置いてしまうといったことで最大充電容量が低下していきます。
また、劣化によりバッテリーが膨張することもありますが、放置しているとスマホ本体のフロント・バックパネルが浮いてしまい、機密性や防水性がなくなる原因になるので注意が必要です。

アプリとスマホの設定上の問題

必要のないアプリがバックグラウンドで常に起動していたり、位置情報やWi-Fi機能が常時ONになっていたりすると、バッテリーが消耗しやすくなります。
これらは、アプリの設定変更や削除、Android OS・端末独自の設定などで改善できます。

バッテリーを長持ちさせるには?

特に外出時などは、電池の減りが早いと、必要なときに使用できなかったり、連絡手段の確保ができず不安になることもあるでしょう。
ここからは、スマホのバッテリーを長持ちさせるために重要な基礎知識と、今すぐできる対処法を紹介します。

知っておこう!バッテリーの敵は「高温」と「高電圧」

高温になる場所でスマホを使用、充電、放置すると、バッテリーに悪影響が出ます。長時間のゲームや動画視聴、充電しながらの使用もスマホの温度を上げてしまうため、バッテリーの劣化につながります。
また、スマホの通信キャリアが提供販売していない市販の充電器(保証対象外)を使用した場合、問題が起きる可能性も考えられるので純正の充電器を使うようにしましょう。
充電器を購入する際は、USBのタイプ(Type-B、Type-Cなど)や高速充電に対応しているかなど必ず確認するようにしましょう。

スマホの設定や独自機能を活用しよう

バッテリー残量は20%~80%の間で使うのが最適です。AQUOSであれば、「インテリジェントチャージ」で自動的に賢くコントロールできます。充電中の発熱も抑えるので、急速充電を繰り返してもバッテリーが劣化しにくく安心です。

スマホの設定ではBluetoothや位置情報(GPS)、自動回転機能をOFFにして消費電力を抑えましょう。
スマホ本体の設定に加えて、アプリごとの設定をこまめにチェックすると省バッテリーにつながります。
ただ、省バッテリーのためにせっかくの機能を抑えてしまうのはもったいないものです。地図アプリをよく使う方ならば位置情報は常にONにしておきたいでしょうし、クラウド機能をよく使う方は同期を切りたくない場合もあるでしょう。

AQUOSには、そんな時に役立つ「長エネスイッチ」というバッテリーの消耗を抑える機能が備わっています。
「長エネスイッチ」は自分の用途に合わせて省エネ機能を設定できるので、スマホの性能を活かしたままバッテリーの消耗を抑えることが可能です。後述するバッテリーの減りを簡単に抑える「長エネスイッチ」も併せて参照ください。
また、ディスプレイの明るさを押さえるだけでも消費電力を減らすことができるので試してみてください。

バッテリーの交換時期・タイミングは?

バッテリー交換の時期は、スマホの仕様や使い方によって大きな差が出ます。
換え時のひとつの目安は、購入時と比較してバッテリーが70~80%しかもたなくなった頃ですが、この時期の見極めは容易ではありせん。
AQUOSにはバッテリーの健康度をお知らせしてくれる機能があります。
健康度は現在のバッテリーが出荷時の容量に対してどのくらい減っているかを表す指標で、「良好」、「標準」、「低下」の3段階で表示されます。健康度が「低下」になっていたら、バッテリーの交換をお勧めします。

良好/標準/低下
  • ※ 2020年より以前に発売された機種には搭載されていない場合があります。

バッテリーの「健康度」を確認するには?

  1. [設定]→[バッテリー]→[健康度]をタップします。
    バッテリー
    健康度
  2. 健康度が表示されます。
    電池の健康度

バッテリーを交換するには?

バッテリーはご自身で交換いただくことができません。
バッテリーを交換するには、ご自身でデータをバックアップしてから、購入した通信キャリアへ依頼してください。

尚、AQUOSのSIMフリーモデルおよび楽天モデルの一部機種では、AQUOSスマートフォン公式ホームページから電池交換修理(有償)を申し込むこともできます。
対象機種や費用等は こちら からご確認いただけます。
お申込みは以下よりお手続きください。

データをバックアップするには?

バッテリー交換を依頼する際には、必ず事前にデータをバックアップしておく必要があります。
Androidスマホの場合、スマホ内のデータを自動的にバックアップできる「Google One バックアップ」機能が搭載されています。
この機能がONになっていることを確認し、さらに現在の状態のバックアップをとっておきましょう。

  • ※ 「Google Oneバックアップ」では以下のデータをバックアップできます。
    ・アプリ
    ・写真と動画(スマホで撮影されたものに限る)
    ・SMS、MMSのメッセージ
    ・通話履歴
    ・デバイスの設定
    ・Google アカウントのデータ
  1. [設定]→[システム]→[バックアップ]をタップします。
    システム
    バックアップ
  2. 「Google Oneバックアップ」がONになっていることを確認し、[今すぐバックアップ]をタップします。
    今すぐバックアップ
参考記事

AQUOSの電池長持ち機能「長エネスイッチ」と「インテリジェントチャージ」

AQUOSは大容量バッテリーと、省エネIGZOディスプレイの相乗効果で長期間の電池持ちを実現しています。
さらにバッテリーの減りを抑える「長エネスイッチ」や、電池の劣化を軽減し長く使い続けられる「インテリジェントチャージ」機能もあります。

バッテリーの減りを簡単に抑える「長エネスイッチ」

AQUOSには、大幅に電力消費を抑えられる「長エネスイッチ」が標準搭載されています。
長エネスイッチとはCPUの動作や機能を一部制限することで、スマホの性能を維持しながらバッテリーを長持ちさせる機能です。
長エネスイッチを有効にすると、ディスプレイの明るさを抑えたり、バックグラウンドアクティビティや一部の視覚効果、使用頻度の少ないアプリを制御したりして電池の消耗を抑えることができます。
しばらく充電できない環境なのにバッテリー残量が少なくなってきた・・というときにONにしたり、指定したバッテリー残量になれば自動でONなるようあらかじめ設定しておくといった使い方ができます。

  1. [設定]→[バッテリー]→[長エネスイッチ]をタップします。
    バッテリー
    長エネスイッチ
  2. 今すぐ有効にする場合は、「長エネスイッチの使用」をタップしてONにします。
    長エネスイッチの使用ON
  3. 指定残量になったときONにするには、[スケジュールの設定]をタップし、[残量に応じて自動でON]を選択して残量を指定します。
    スケジュールの設定
    残量に応じて自動でON

バッテリーの消耗を抑える「インテリジェントチャージ」

AQUOSの「インテリジェントチャージ」は、バッテリーを長持ちさせるための優れた機能です。
インテリジェントチャージは、高速充電などでバッテリーに負担がかからないよう充電中の温度や電圧などを検知して充電を制御し、バッテリーの消耗を抑えてくれます。
常に作動している機能のため、ご自身で特に設定する必要がありませんが、より電池の負担を減らすために「最大充電量を変更」や「画面消灯中のみ充電」といったことを設定できます。必要に応じて設定してください。

最大充電量を変更
電池残量90%で充電を停止し、ダイレクト給電(充電を停止して充電器から直接電力を供給)にすることで、電池への負担を少なくし、電池の寿命を延ばします。
画面消灯中のみ充電
画面消灯中のみ充電し、画面表示中はダイレクト給電に切り替えます。端末使用中の電池温度上昇を軽減し、熱による電池への負担を減らして電池の寿命を延ばします。
  1. [設定]→[バッテリー]→[インテリジェントチャージ]をタップします。
    バッテリー
    インテリジェントチャージ
  2. 「最大充電量を変更」および「画面消灯中のみ充電」を必要に応じてONにします。
    ONにする

美しくバッテリーの消費も少ないIGZOディスプレイ

AQUOSには、シャープ独自のディスプレイ技術「IGZO」がほとんどの機種に採用されています。
美しい発色で高画質なIGZO液晶は、消費電力の効率が高いため電力消費量が少ない点も魅力です。精度の高いタッチ認識となめらかな操作感もIGZOの特長です。
AQUOSは、高いバッテリー性能に加えて、こうした省エネ性能との合わせ技で長い電池持ちを実現しています。

バッテリーが長持ちするスマホならAQUOSがおすすめ!

SNSやゲーム、動画視聴など長時間連続でスマホと使うことも多い現代において、バッテリーの持ちはとても気になる要素といえるでしょう。
高精細・高画質はもちろんのこと、省エネ性能に優れたIGZOディスプレイ搭載のAQUOSなら安心のバッテリー持ちです。
AQUOSの機種ごとにバッテリー容量の比較ができます。こちらでチェックしてみてください。

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