「スマホがない!なくしたスマホを今すぐ探したい!」
そんなとき、Androidの「デバイスを探す」機能を利用すると、GPSやWi-Fi、モバイルデータから位置情報を取得して、なくしたスマホが今どこにあるのか現在地を追跡することができます。
「朝起きたらスマホが見当たらない。家の中にあるはずだけど、マナーモードにしているから音も鳴らせないし、時間もないし、どうしよう。」といったときでも、大丈夫。消音に設定しているスマホでも、「デバイスを探す」で音を鳴らして探すことができるので、探す時間も短縮できます。
また、置き忘れてしまったスマホの中を勝手に見られたくないときは、遠隔操作で端末をロックできます。どうしても見つからなくて、情報が悪用される心配があるときは、端末を初期化してデータを消去することもできます。
「デバイスを探す」を利用する場合、いくつかの条件と設定が必要です。万が一紛失した場合に備えて、使い方や設定を事前に確認しておきましょう。
「デバイスを探す」を利用するには、紛失したスマホと探すための端末が、同じGoogle アカウントでログインする必要があります。
家族や友達のスマホ、仕事用のスマホ、タブレット、パソコンなどから「デバイスを探す」のアプリもしくはWebサイトにログインして操作します。昔使っていたスマホをまだ持っていて、Wi-Fiに接続できるなら、そのスマホも利用できます。
「デバイスを探す」では、スマホをなくしたときに次のようなことができます。
「デバイスを探す」にログインすると、地図上にデバイスのおおよその位置が表示されます。紛失したスマホがオンライン状態であれば、接続しているネットワーク名やバッテリーの残量が表示されます。
スマホの位置アイコンをタップして、スマホがある場所までのルートも検索できます。
マナーモードやバイブレーションモードに設定していても、最大音量で5分間着信音を鳴らすことができます。
音を止めるときは、[着信音を停止]をタップするか、紛失したスマホ側の電源キーを押すと音が止まります。
家の中でどこに置いたか忘れたときに、別のスマホやパソコンから操作して音を鳴らして探すこともできるので便利です。外出中にどこかに置き忘れてしまったときは、音で周囲の人に気づいてもらうことができます。
スマホを画面ロックしていない場合、勝手に操作されて情報を見られてしまうリスクがあります。そんなときに、遠隔操作で紛失したスマホを保護(ロック)し、Google アカウントからログアウトさせることができます。
スマホが見つかったときは、本人確認のため再度ログインが必要になります。2段階認証プロセスを有効に設定している場合は、認証も必要です。
スマホを発見した人から連絡してもらえるように、紛失したスマホの画面にメッセージや電話発信アイコンをロック画面に表示させることもできます。
見つからないときの最終手段として、スマホ内の情報を悪用されないために、遠隔操作で端末のすべてのデータを消去(初期状態にリセット)することができます。
ただし、SDカード内のデータは消去できない場合があります。バックアップを取っていれば、スマホが見つかった場合も復元できるので、定期的にバックアップもしておきましょう。
リセット後はGoogle アカウントの紐づけも解除されるので、「デバイスを探す」は利用できなくなります。
※スマホのデータが完全に消去されます。キャンセルできないので、本当に消去してもよいか、よく考えてからリセットして下さい。
「デバイスを探す」を利用するには、条件がいくつかあります。いざというときに使えなかった、とならないように、普段使っているスマホの設定を事前に確認しておきましょう。
「デバイスを探す」機能で自分のスマホが探せることを確認してみましょう。
自分のスマホで操作
外出中にスマホをなくした場合、端末をいくつも持ち歩いている人は少ないと思うので、家族や友達のスマホを借りて「デバイスを探す」機能を操作することになるのではないでしょうか。
けれど家族や友達でも、自分の端末に他人のGoogle アカウントでログインされるのは少しためらわれるかもしれません。
そんなときは「デバイスを探す」アプリから、一時的に他人に貸すときに利用できるゲストモードにログインすることができます。ゲストモードを使えば、スマホ所有者の電話帳や写真などの個人情報にアクセスできないので安心です。
ここでは、スマホをなくしたときに、家族や友達のスマホを借りて「デバイスを探す」アプリを操作する方法を紹介します。
家族や友達など別のスマホから操作
パソコンからデバイスを探すこともできます。次のURLにアクセスしてください。
新しい端末にログインするときや重要な操作を検知したときに2段階認証プロセスの認証画面が表示されます。
スマホが紛失や故障で手元にないときでも、バックアップコードを作成しておくと、認証することができます。
作成後は、印刷またはダウンロードして、いざというときに確認できるようにしておいてください。
自分のスマホで操作
家族や友達のスマホ、PCなどで操作
残念ながら「デバイスを探す」でスマホを探せなかったときは、契約している通信事業者で紛失の際に利用できる位置情報サービスが提供されていないか、確認してみてください。サービスによっては、電源オフ時や圏外でもおおよその位置が調べられる場合があります。
それでも見つからないときは、近くにある警察署や交番に遺失物届を提出しましょう。もしかしたら、警察署や交番に届けられている可能性もあります。
AQUOSのSIMフリースマホをご利用のお客様で、シャープ公式の「モバイル補償パック」に加入している場合は、紛失や盗難でも端末交換サポートが利用できます。届け出をした警察署等公的機関名、届出年月日、遺失届受理番号もしくは盗難届受理番号を控えていてください。
また、悪意ある第三者に不正に利用されることを防ぐため、電話回線やキャッシュレス決済サービスなどを停止することをおすすめします。
「デバイスを探す」の機能や使い方を紹介させて頂きました。スマホを紛失したときに役に立つこと間違いなしです。しかし、利用するための事前準備をしていないと、いざというときに使えないので、確認しておくことを忘れないでください。
今回この記事の操作で使用したスマホは、シャープの中でも人気のsenseシリーズ「AQUOS sense8」です。
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紛失して見つからなかったときには、負担金を支払うと新品同等の機種を送ってきてくれる端末交換サポートが利用できるので、安心です。詳しくは、Webサイトをご確認ください。
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