これらを防ぐためには、スマホの利用時間を減らしたり、適度な休憩やストレッチをしたり、目や首の負担を減らす工夫をすることが大切です。
楽しくスマートフォンを使うために、プロ直伝の「カラダの整え方」をマスターしていきましょう。整体×骨盤「カラダファクトリー」の整体師が監修し、3回にわたり自分で出来るストレッチをご紹介していきます。
人はモノを見る時に、眼球にある水晶体を厚くしたり薄くしたりすることでピントを合わせているのですが、その水晶体の厚さを調整している筋肉が毛様体筋(もうようたいきん)です。他にも、目の周りにはいくつかの筋肉があり、これらが共働することでスムーズなピント調整をしています。
スマホを長時間使用する(至近距離でディスプレイを見続ける)ことによって、毛様体筋や周辺の筋肉に大きな負担がかかり続けます。その結果、それらの筋肉が凝り固まってスムーズに動かなくなってしまい、ピント調整がしづらくなってしまうと言われています。かつて、狩猟採集をしてきた人間の目というのは、遠くを見るように設計されています。
手元の細かい情報を、長時間にわたって見るようになったのは、わずか数十年のことですね。そのため、30分に一度は手元から目を上げて遠くを見る、意識的に休憩をするよう心掛けておくと良いでしょう。そして、目が疲れたな、見づらくなってきたなと思ったら、ピントを合わせる筋肉のセルフケアがおすすめです。ぜひ試していただきたい、「3分」でできる4つのステップのケア方法をお伝えしてきます。
眼輪筋とは、目の周りを取り囲む筋肉のことです。表情筋のひとつで、まぶたを開けたり閉めたりする働きや、涙を集める働きがあります。
この眼輪筋の上部、眉を瞼の境目にあるくぼみの筋肉をほぐしていきます。眼を閉じてリラックスした状態で行います。親指を使って、目の内側(眉頭の下の骨)を上に向かって優しく押していきましょう。5秒間くらいじんわり押していきます。
目の下の骨を押し込むように指の腹を使って優しくぐりぐりとほぐしていきます。
疲れが出やすいところなので、特に念入りに。人差し指・中指・薬指の3本を使ってぐりぐりと円を描くようにしてだいたい10回くらいずつ行います。
まずは目の横、 次に、少し後ろにポイントをずらして、続けて、耳の上の3箇所です。それぞれ、円を描くように10回くらいずつ刺激します。
指を曲げていただいて、カギ状にします。こめかみの上あたりに当てていただき、ぐりぐりと回しながら10回くらい刺激します。
また少し場所を変えて刺激します。 若干痛いこともありますが、念入りに行いましょう。前頭筋(前髪の生え際)まで刺激していくと良いと思います。
長時間、目を使って、少し疲れたなとか、だるいなと感じていた方は、スッキリして頂けると思いますので、ぜひお試しください。
■楽しくスマートフォンを使うための「カラダの整え方」
整体×骨盤「カラダファクトリー」の整体師が監修。3回にわたり自分で出来るストレッチをご紹介!
■監修
整体・骨盤 カラダファクトリー https://karada39.com/
(運営:株式会社ファクトリージャパングループ https://factoryjapan.jp/)
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