進化形ケータイは従来型ケータイ(ガラケー)の進化版ですが、利用できる機能はスマホとも少し異なります。
ここでは、進化形ケータイ(以降、ケータイと略)のメリットおよびデメリット、従来型ケータイ(以降、ガラケーと略)やスマホとの違いを、AQUOS ケータイ SH-02Lを例にみてみましょう。
なお、すべての端末がこれらに該当するわけではありません。端末によって異なります。
見た目はガラケーとそっくりなケータイですが、ガラケーを超える便利な機能がたくさんあります。
ガラケーで閲覧できるのはガラケー専用サイトが中心で、パソコン用Webサイトはテキスト表示のみなどの制限がありました。
ケータイでは、パソコンやスマホ向けのWebサイトも同じように見ることができます。
ガラケーではパソコンで使用しているインターネットメールは利用できませんでしたが、ケータイではプロバイダー経由のメール以外にGmailの送受信ができる機種もあります。
端末はガラケーと同じ2つ折りで、テンキーを搭載しています。
使い勝手がガラケーに近いので、機種変更後の操作で迷うことも少ないでしょう。
自宅や仕事先にWi-Fi環境がある場合、ケータイをWi-Fi接続すると通信料を節約しつつ、高速なインターネット接続が可能になります。
また、テザリング対応のケータイであれば、外出先でもケータイ経由でパソコンやタブレットをインターネットに接続することができます。
AQUOS ケータイ SH-02Lは、Wi-Fiやテザリングにも対応、パソコンのメールにも対応しているので、ビジネス用途でも役立ちます。
ケータイの通信料は契約のタイプにもよりますが、おおむねスマホよりも安く設定されています。
電話やメールが中心という場合、ケータイのほうが通信料が節約できます。
ケータイはコンパクトで使いやすい半面、機能がスマホ未満という部分もあります。
スマホはGoogle Playストアから自由に好みのアプリやゲームをダウンロードして使用できますが、ケータイはGoogle Playストアに対応していません。
ケータイは、スマホのようなタッチパネルには非対応です。
液晶画面をタップするなどのタッチ操作は行えません。
ガラケーでは、専用のWebサイトが用意されていましたが、ケータイではこれらを閲覧することはできません。
また、ガラケーのi-modeやEZweb、Yahoo!ケータイなどの専用コンテンツもケータイでは使えません。
ここで紹介したように、進化形ケータイの機能は「ガラケー以上、スマホ未満」です。
テンキーの操作性が捨てがたい、通話やメールが中心なので通信料金を節約したいといったユーザーにおススメしたい端末です。
また、Webサイトの閲覧などは別途、タブレットなどのモバイル端末で行いたいという場合は、テザリング機能の付いた進化形ケータイが便利です。