iPhoneと使い勝手はどう違う?

スマホを変えるとき、Android(アンドロイド)とiPhone(アイフォーン)、どっちがいいか迷うこともありますよね。

スマホ市場を二分するAndroidとiPhone、ここでは操作性を中心にその違いを比較してみましょう。

豊富なラインアップで好みのスマホを選べる

iPhoneはアップルのみの製品ですが、Androidスマホはさまざまなメーカーから発売されています。
画面サイズが大きいもの、最新のCPUを搭載したもの、テレビが見られるものなど、特長のあるスマホが多くあるので、自分の好みで選ぶことができます。

たとえば、ゲーム優先であれば処理速度が速いものを、いい音で音楽を聴きたいのであればサウンドにこだわったものといった具合です。

欲しい機能からスマホを選べるのは、Androidスマホの大きな特長ですね。

バランスがとれたエントリーモデルと最新CPU搭載のハイエンドモデル

シャープの場合、日常使いに最適なものからハイエンドモデルまでAQUOS(アクオス)ブランドで豊富なラインアップを展開しています。

たとえば、ライカと共同開発の1インチカメラセンサーを搭載したハイスペックモデルAQUOS R6、最大で240Hz駆動を実現したゲームにも最適なAQUOS zero5G basic、持ちやすいサイズ感ながら4570mAhの大容量バッテリーを搭載した普段使いにぴったりなAQUOS sense5Gなど、用途や好みで選ぶことができます。

AQUOS sense5G(左)とAQUOS R6(右)
▲ AQUOS sense5G(左)とAQUOS R6(右)

ナビゲーションバーでアプリ切り替えもラクラク!

AndroidスマホとiPhone、見た目の違いはナビゲーションバー(タッチキー)の有無でしょう。

iPhoneでは、ホーム画面に戻る「ホーム」ボタンが1つあるだけですが※、Androidスマホには、ディスプレイ上に表示される「ホーム」と「戻る」、「アプリ使用履歴」などの操作キーが用意されています。

また、Android 9 Pie以降では「ホーム」キーが1つのインターフェースと、Android 10以降ではジェスチャーナビゲーションと、好みで選択できるようになっています(詳細はコラムを参照)。

タッチキーは、アプリの起動中でも常に利用でき、操作画面を戻ったり、直前に使っていたアプリに切り替えたりすることができます。

いちいちホーム画面やアプリ一覧画面に戻る必要がないので、シームレスな操作が可能です。

※iPhoneは、iPhone X以降から「ホーム」ボタンはなくなりました。

Androidスマホのナビゲーションバー

Android 9 Pie以降はジェスチャー機能を搭載

2018年8月にリリースのAndroid 9 Pieからジェスチャー機能が導入され、ナビゲーションバーは「ホーム」キーが1つになりました。

2020年1月リリースのAndroid 10では「ホーム」キーもないジェスチャーナビゲーションに変更されています。

これまでの使い慣れた3ボタンナビゲーションと切り替えて利用することができます。

AQUOS sense5Gの場合は、「設定」→「システム」→「操作」→「システムナビゲーション」で3ボタンナビゲーションとジェスチャーナビゲーションを切り替えることが可能です※。

※ホームアプリによっては、ジェスチャーナビゲーションが利用できない場合があります。

システムナビゲーション

「戻る」キーで1つ前の画面にすぐに戻れる

iPhoneでは、操作中に前の画面に戻る場合、アプリごとに用意された「戻る」ボタンを使用しますが、Androidスマホでは、ナビゲーションバーの「戻る」キーを使用します。

ブラウザーで1つ前に見ていた画面に戻る、メールを読んで一覧に戻るなど、一連の操作を共通の「戻る」キーでシームレスに行うことができます。

電車の中や荷物を持っているときなど、片手がふさがっていてもストレスなく操作できますね。

なお、ジェスチャーナビゲーションの場合は、画面を右端または左端からスワイプすることで、前の画面に戻ることができます。

アプリが違っても共通の「戻る」キーで操作できる(設定画面とブラウザーの例)
▲ アプリが違っても共通の「戻る」キーで操作できる(設定画面とブラウザーの例)

「ホーム画面」から使いたい機能にすぐにアクセス!

Androidスマホには、「ホーム画面」と「アプリ一覧画面」の2つが用意されています。

ホーム画面は、パソコンのデスクトップのようなもので、複数枚を切り替えて使うことができます。

アプリ一覧画面は、スマホにインストールしたすべてのアプリが一覧で表示される画面で、iPhoneのホーム画面にあたります。

ホーム画面には、よく使うアプリのショートカットや「ウィジェット」というミニアプリなどを置けるので、使いたいアプリや機能にすぐにアクセスできて便利です。

なお、Android 11の場合、アプリ一覧への切り替えは、画面下部を上にスライドします。

ホーム画面に戻るには、「ホーム」キーを押すか、画面を下部にスライドします。

なお、ホーム画面に「アプリ一覧」キーが用意されている場合は、これをタップすることでアプリ一覧画面を表示できます。

ジェスチャーによる切り替えの例(Android 11のAQUOS sense5G  SH-53A)
▲ ジェスチャーによる切り替えの例(Android 11のAQUOS sense5G SH-53A)

ウィジェットの活用でもっと便利に!

「ウィジェット」とは、ホーム画面の好きな場所に設置できるミニアプリです。

代表的なものには天気予報やカレンダー、時計、ニュースなどがあり、欲しい情報をすばやく入手することができます。
Androidスマホの場合、ホーム画面の空いているスペースであればどこでもウィジェットを配置できるのが便利です。

画面例には、メイン画面にデジタル時計を、サブ画面に予定と歩数計のウィジェットを置いています。

予定のウィジェットは、スケジュールの詳細をひとめで確認できるだけでなく、修正や新たな予定の追加もここから行えます。

Google Playストアではたくさんのウィジェットが配布されているので、オリジナルのホーム画面を楽しむことができますね。

ウィジェットの例(左:デジタル時計、右:スケジュールと歩数計を配置)
▲ ウィジェットの例(左:デジタル時計、右:スケジュールと歩数計を配置)

microSDカードが利用できる

Androidスマホで特長的なのが、microSDカードを利用できる機種があることです。

microSDカードは外部ストレージ(データを保存する領域)として利用できるので、たとえば出先でデータファイルを受け取る場合でもUSBメモリーの代わりに利用できます。

また、microSDカードの場合は脱着が可能なので、容量が足りなくなれば新しいものに交換が可能ですし、別のAndroidスマホに挿入してmicroSDカード内のデータを読むこともできます。

データのやりとりも簡単!

AndroidスマホとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、Androidスマホ内をパソコンのエクスプローラーで開くと、データのやりとりが可能になります。

iPhoneの場合はパソコンと直接つないでコピーできるのは写真と動画データのみで、その他のアプリデータをコピーすることはできません。

Androidスマホは、パソコンと双方向でデータがやりとりできるということが大きな特長です。

たとえば、デジカメで撮った写真をスマホにコピーして楽しむこともできます。

画面例は、AQUOS sense5GとAQUOS Rをパソコンとつないだところです。

「内部共有ストレージ」や「SDカード」が表示されていますが、どちらにもアクセスしてファイルをコピーしたり、パソコンに移したりできます。

AQUOS sense5G SH-53Aとパソコンをつないだところ
▲ AQUOS sense5G SH-53Aとパソコンをつないだところ
AQUOS R SH-03Jとパソコンをつないだところ
▲ AQUOS R SH-03Jとパソコンをつないだところ
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