スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業(ひろしまサンドボックス)
LINC Biz emmでアプリを自動配信し円滑に実証実験を実現
仕事内容: 漁業(養殖)
利用機能: キッティング支援(アプリの配信とアップデート)

導入目的
実証実験に必要なアプリケーションの自動配信とアップデート

導入概要
漁業者は高齢でスマートフォンを触ったことがない人たちが多く、実証実験で使うアプリケーションのインストールを支援するのは難しい状況だったが、LINC Biz emmを使うことでアプリケーションを自動配信できたため、手動でのアプリケーションのインストールが不要となり作業効率化を実現

導入効果
アプリの自動配信による円滑な実証実験の実施。端末紛失に備えたセキュリティ対策。

お客様の声

今回、スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業に参画されており、日頃より漁業者への指導を行っている内能美漁協 参事 下家義弘様に、LINC Biz emm を導入いただいた背景、目的などをお伺いいたしました。

-導入の背景を教えてください
現在のプロジェクトメンバーから広島県の名産である牡蠣の養殖における課題を解決したいという思いを打ち明けられ、漁協の理事会の快諾をいただいた上、本プロジェクトに参画しました。 牡蠣養殖に取り組む方々に話を聞いている中で、近年高水温による牡蠣の採苗不良やへい死、また、海洋生物の付着によるへい死により、水揚高の減少が課題であることがわかりました。この課題を解決するべく、漁業者に向けてIoTや最新技術を使った支援を行いました。

-導入の目的を教えてください
現在の牡蠣養殖において、昔ながらの勘と経験の漁業が行われており、データを活用したり、最新技術を使う事はあまりありませんでした。また、漁業者は高齢でスマートフォンを触ったことがない人たちが多く、実証実験で使うアプリケーションのインストールを支援するのは難しい状況でした。そんな中で、漁業者がインストール作業を意識せずに、遠隔からアプリケーションを自動配信・アップデートできる仕組みが必要でした。

-どちらに導入いただいていますか?
内能見漁業の組合員にスマートフォンをお配りして、実際の漁業に活用いただいております。

-どのように活用されていますか?
実証実験で使っている水温を見える化するアプリケーションや漁業をする上でよく使われるアプリケーションの使い方をはじめに漁業者にレクチャーし、LINC Biz emmを使って遠隔でアプリケーションの配信・アップデートを行っております。



-良いと思う点、選択された理由を教えてください
スマートフォンを LINC Biz emm に登録してさえすれば、アプリケーションを自動配信・アップデートができるため、漁業者の要望を反映した実証実験のアプリケーションを即座に漁業者のスマートフォンに反映できる点が魅力だと感じています。

-今後、どのように活用していきたいと考えていますか?
今後、サンドボックスの成果であるかき養殖のIoTプラットフォームを広島県水産課で継承し、検証を続けていきます。 LINC Biz emmを使うことで、今後、漁業者を中心とし漁協,広島県と一緒に更により良いサービスをデザインできたらと考えています。



導入企業情報
会社名 :内能美漁協
本社 :広島県江田島市能美町高田(〒737-2303)
会社概要 :
昔から江田島市の漁協組合員である漁業者に対して持続可能な海洋資源、生活環境を提供するために、共済業務、必需品物資の購入、船着場などの維持・管理、水産に関する経営・技術向上の指導といった支援をおこなっています。 新しい技術獲得に意識的に活動しており、今回、新たな技術の検討・漁業者への指導する目的で、スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業に参画しています。

事業名 :スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業(ひろしまサンドボックス)
URL :https://hiroshima-sandbox.jp/
URL :https://tomoruba.eiicon.net/articles/2353
事業概要 :
広島のかきを愛するメンバーが集まったプロジェクトで、広島県が平成30年~令和2年度に支援し、江田島市の牡蠣養殖業者の課題をAI/IoT、ビッグデータ等の最新のテクノロジー等を活用し解決するための実証実験を推進しています。

最終更新日:2021年05月20日

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