2023.12

フレイザーレジデンス南海大阪(大阪府)

宿泊約款から備品案内までをTVで表示。
客室の雰囲気づくりに貢献し、
顧客体験が向上

Duty Manager 奥山 隆寛 様

フレイザーレジデンス南海大阪は、難波駅から徒歩わずか3分という最高のロケーションにあり、
114室のすべての客室に家具・キッチンを完備。
あらゆるご滞在に便利にご利用いただけるホテルで、海外からのお客様にも多くご利用いただいております。

紙だった客室備品案内をテレビで表示し、ペーパーレス化を実現

Inforiaの導入時に、客室の紙案内を減らしたいとお伺いしておりました。導入してみていかがでしょうか。

奥山様

当ホテルは、すべての客室に家具・キッチンを完備しており、他の宿泊施設と比較すると備品の数が多いため、Inforia導入前は使用方法等を記した紙面が客室内に多くございました。 Inforiaを導入してからは、案内をテレビで表示するようになったため、客室のペーパーレス化を実現できました。特に、Inforiaは多言語対応しているので、日本語と英語、両方の案内を表示できた点が良かったです。

また、Inforiaはテレビでの表示イメージを見ながら直感的に内容を更新できるため、コロナ禍で施設の営業時間が変更になった際にもホテル側ですぐに編集を行い、お客様へリアルタイムで適切なご案内を行うことができた点も良かったです。

シンプルな空間を提供することで、 お客様の旅体験より良いものに。

Inforiaで特に便利だと感じている機能があれば教えてください。

奥山様

私は宿泊約款をInforiaに格納できたことが特に良かったと感じています。

宿泊約款は法律で必ず各客室に置いておくよう取り決められていますが、 旅という非日常の中に宿泊約款のような「分厚い紙の本」という現実的なものがあることに 少し抵抗がありました。

しかし、Inforiaを導入することで、現実的なアイテムをテレビの中に収めることができ、 旅の非日常感をより満喫できる空間の提供に繋がりました。 顧客体験がより良いものになったのではないかと思います。

Inforiaで言語の壁取り払う

導入してどのような効果がありましたか。

奥山様

客室のペーパーレス化を実現できたことと、コロナ禍での案内表示の変更を柔軟に行えたことが当ホテルでの主な効果ですが、 日本人従業員と外国人のお客様が多いホテルでは、言語の壁を取り払うツールとしても活用できるのではないかと思います。

お客様とのコミュニケーションにおいて、外国人のお客様との電話対応に特に不安を覚える日本人従業員も多いと思うのですが、 Inforiaを使用して案内表示や備品貸出の注文、施設予約を行えば、電話対応も少なくなり、 「注文を受けたが聞き取れなかった」というような問題も少なくなるのではないかと思います。

現在、当ホテルではInforiaの案内表示機能をメインで使用していますが、今後使用する機能を増やして、より円滑なコミュニケーションが出来るようにすることで、顧客体験や業務効率を向上させていきたいと考えています。

備品貸出施設予約を活用して、さらなる顧客体験向上業務効率化を目指す。

今後Inforiaで使用したい機能はありますでしょうか。

奥山様

備品貸出機能と施設予約機能を使用していきたいです。

備品貸出機能について、貸出できる備品の情報はこれまでもInforia上で表示していたのですが、 Inforiaの備品貸出注文を受ける機能や、備品管理機能も使用して、顧客体験を向上させつつ、 業務効率化を行っていきたいです。

また、施設予約についても、現在はお客様にフロントへお越しいただき、 従業員で施設の空き状況を確認して、予約を入れる対応を行っておりますが、 Inforiaの施設予約機能を使用して、お客様が客室で施設予約を完了させることができるようになれば、業務改善につながると考えますので、今後活用していきたいです。