AQUOS使いこなし技
Quick Shareで写真・動画を送る!
スマホ・PCとその場でファイル共有
「Quick Share(クイックシェア)」は、Android™ スマホから近くのスマホやパソコンに、写真や動画、ファイルなどをかんたんに送受信できる便利な機能です。以前は「Nearby Share(ニアバイシェア)」という名前で提供されていましたが、現在は「Quick Share」として、使える場面が広がり、さらに便利になっています。
iPhoneの「AirDrop(エアドロップ)」を使ったことがある人なら、あの“近くの人にサッと送れる感じ”をイメージするとわかりやすいかもしれません。
とはいえ、「どうやって使うの?」「連絡先がわからなくても送れる?」「ギガ(データ通信)を使わない?」など、気になることもありますよね。
この記事では、Quick Shareの基本的な使い方から、写真や動画の送り方、パソコンとの共有方法、よくある疑問まで、わかりやすく解説します。
【目次】
- ※ この記事は、AQUOS sense10 (Android 16)を利用し、2025年11月時点での機能やサービスの動作確認に基づき作成致しました。お使いの機種やOSのバージョンによって、状況が異なる場合がございますが、予めご了承ください。
Quick Share(クイックシェア)とは?
スマホで撮った写真や、ちょっとした資料を近くの人に渡したいとき、どうしていますか。
メールやLINEで送ったり、クラウドにアップするのは意外と手間がかかるし、外出先だとギガ(データ通信)も気になりますよね。
そんなときに便利なのが「Quick Share(クイックシェア)」です。
BluetoothやWi-Fiを使った端末同士の通信のため、インターネット接続やケーブルも必要なく、また連絡先を知らない人ともやりとりできます。
外出先や学校、オフィスでも、端末が近くにあればすぐに写真や資料を渡せます。連絡先を知らない相手にも気軽に送れるので、学生同士の写真共有や、社内での資料配布など、幅広いシーンで活用できます。
ニアバイシェアからQuick Shareの変更点
2024年2月、「Nearby Share(ニアバイシェア)」は「Quick Share(クイックシェア)」へと名称が変更されました。
それまで、Galaxyでは「クイック共有」、それ以外の Android スマホでは「ニアバイシェア」と、同じ機能なのに呼び方が異なっていたため、「これってやりとりできるの?」と迷う場面もありました。
そこで、名称が「Quick Share(クイックシェア)」に統一され、Android スマホ間で、同じ名称・同じ操作でファイルを共有できるようになり、よりわかりやすく、使いやすくなりました。
さらに、Quick Shareの機能自体も進化して使える範囲が大きく広がっています。
ここでは主な変更点をご紹介します。
- ● 1台 → 最大5台へ同時共有が可能
- これまでは、1台の端末にしかファイルを送れませんでしたが、最大5台まで同時に共有できるようになりました。複数人に一度に渡したい場面でもスムーズに対応できます。
- ● 対応デバイスが広がった
- 以前は主に Android スマホと Chromebook™ が対象でしたが、専用アプリをインストールすることで、一部のWindows PCにも対応するようになりました。
- ※ ただし、ARM版Windowsデバイスは対象外となっています。
- ● 1日の共有容量がアップ
- 2024年のアップデートにより、1日あたりに共有できるファイルサイズの上限が5GBから10GBに引き上げられました。
利用条件
| 対応機種・環境 |
|
|---|---|
| 必要な設定 |
|
共有(送受信)できるデータの種類と容量
| 共有できる主なデータ |
|
|---|---|
| 共有容量について |
|
Quick Share(クイックシェア)の使い方
Quick Shareは、BluetoothやWi-Fiを使ってスマホやPCと直接通信するため、重たい動画も大量の写真もギガ(データ通信)を使わずに送ることができます。通信量を気にせず使えるので、外出先や学校、オフィスなどでも安心です。
たとえば――
- ・クラスのみんなに撮った写真をまとめて送りたいとき
- ・社内の打ち合わせで、出席メンバーに資料を配布したいとき
- ・イベント会場で、隣の人に撮った写真をすぐ渡したいとき
連絡先を知らない相手にも一時的にファイルを渡せるので、ちょっとした共有がスムーズにできます。
また、Windows PCとのファイル共有も可能です。
- ・スマホで撮影した写真をPCに送って、資料に貼りたいとき
- ・PCで作った資料をスマホに送って、すぐに配布したいとき
こうした場面でも、ケーブルやインターネット接続なしで、すばやくファイルをやり取りできます。
それでは、順番に使い方を見ていきましょう。
Android スマホ同士で写真や動画を共有しよう
Android スマホ同士で写真や動画を共有するには、受信側のスマホで公開範囲(共有を許可するユーザー)を設定し、送信側のスマホから送信先デバイスを選択することで共有できます。
ここでは写真を共有する方法を例に操作方法をご紹介します。
受信側のスマホで公開範囲を設定し受信する準備をします
受信側
- [設定]→[Google]→[Quick Share]をタップします。


- 「デバイス名」に表示されている名前は共有時に表示されます。変更の必要がある場合はタップして変更します。
- ※ デバイス名に本名などを設定していると知らない人に個人情報を知られるおそれがあります。デバイス名には個人を特定できるような情報を含めないようにしましょう。

- [共有を許可するユーザー]をタップし、「付近のデバイスに表示する」をONにします。


- 共有範囲を選択し、[←]で戻ります。

- 自分のデバイス
- 同じ Google™ アカウントでログインしているデバイスが対象となります。
- 連絡先
- 連絡先を知っている相手と共有する場合はこちらを選択します。「連絡先を表示」から共有する連絡先を絞り込むこともできます。
- 全ユーザー
- 近くにいる全員が共有の対象となります。連絡先を知らない相手と共有する場合はこちらを選択します。
- ※ 近くにいる全く知らない人からもデバイス名が参照できる状態になります。共有が終わったらOFFにすることを忘れないようにしてください。
- すべてのユーザーに対し10分間
- 近くにいる全員が共有の対象となり、10分後に自動的にOFFになります。
- [受信]をタップします。BluetoothがONになっていない場合は「BluetoothをONにする」と表示されるのでタップし、「受信する準備ができました」と表示されたら受信準備完了です。



送信側のスマホからファイルを共有します
送信側
- 共有したい写真が表示された状態にします。ここでは「フォト」(Google フォト)を使います。
[共有]→[共有]→[Quick Share]をタップします。


- BluetoothがONになっていない場合は「BluetoothをONにする」と表示されるのでタップします。「付近のデバイスに送信」の欄に、受信する準備を行ったデバイスが表示されるのでタップします。共有するデバイスが複数ある場合は全てタップします。


受信側
- 「リクエストを承認しますか?」と表示されるので、送り主やファイルの種類を確認して[承認する]をタップします。

- 送信側のスマホから受信側のスマホに写真が送られます。完了すると「受信しました」と表示されるので[ダウンロードを表示] もしくは[開く]をタップします。

- ※ 共有されたファイルは「ダウンロード」フォルダに保存されます。
- クイック設定パネルからすばやく設定
- ディスプレイの上部から下にスワイプし、さらに下にスワイプしてクイック設定パネルを表示し、そこに「Quick Share」がある場合、公開範囲の設定や受信準備をここから行うこともできます。
OFFの状態から「Quick Share」をタップすると前回利用時と同じ設定で受信準備ができた状態になります。
- ※ クイック設定パネルに「Quick Share」がない場合は、クイック設定パネル右下の鉛筆マーク[
]から追加できます。
- ※ クイック設定パネルに「Quick Share」がない場合は、クイック設定パネル右下の鉛筆マーク[
QRコードを使ってもっとかんたんに共有する方法
送信側のスマホでQRコードを生成し、受信側のスマホでそれを読みこむだけで共有する方法もあります。公開範囲の設定も必要ないのでかんたんに共有できます。
ここでは動画を共有する方法を例に操作方法をご紹介します。
- ※ この機能は、OSが Android 13以降である必要があり、2025年1月下旬から順次展開が開始された機能のため、お使いのスマホが対応していない可能性があります。対応していない場合は「Android スマホ同士で写真や動画を共有しよう」の手順をご利用ください。
送信側のスマホでQRコードを生成します
送信側
- 共有したい動画が表示された状態にします。ここでは「フォト」を使います。
[共有]→[Quick Share]をタップします。

- BluetoothがOFFの場合「BluetoothをONにする」と表示されるのでタップします。[QRコードを使用]をタップすると、QRコードが生成されます。



受信側のスマホでQRコードを読み取ります
受信側
- 受信するスマホでカメラを起動し、QRコードを読み取ります。
「QRコードの読み取り成功 タップすると対応したアプリを起動します」と表示されるので、ここをタップします。
- BluetoothがOFFの場合「BluetoothをONにする」と表示されるのでタップします。動画が共有され、完了すると「受信しました」と表示されるので[ダウンロードを表示]もしくは[開く]をタップします。


- ※ 共有されたファイルは「ダウンロード」フォルダに保存されます。
Windows PCとファイルを共有してみよう
Quick Shareを使えばWindows PCとファイルを共有することもできます。
Windows PCにWindows 用 Quick Share アプリをいれる必要がありますが、PCがインターネットに接続していなくても、ケーブルなしで Android スマホとWindows PC間で直接ファイルを共有することができます。
ここではPCからスマホにPDFファイルを、スマホからPCへ写真を共有する方法を例に操作方法をご紹介します。
Windows PCにQuick Shareアプリをインストールする
Windows PC
- Google のウェブサイトから「Quick Share」をダウンロードします。
以下にアクセスし[Quick Shareをダウンロード]ボタンからダウンロードしてください。 - ダウンロードした「QuickShareSetup.exe」ファイルを実行し、画面の指示にしたがってインストールします。
Windows PCからファイルを受信する
Android スマホ
- [設定]→[Google]→[Quick Share]をタップし、Quick Shareの画面で[共有を許可するユーザー]をタップしてスマホの公開範囲を設定ます。
- 前の画面に戻って[受信]をタップします。
- ※ 詳細は、「Android スマホ同士で写真や動画を共有しよう」の「受信側のスマホで公開範囲を設定し受信する準備をします」の手順を参照してください。
Windows PC
- Windows PCで「Quick Share」を起動します。

- ※ ログインはしなくても共有できます。共有範囲を「自分のデバイス」にする場合はスマートフォンと同じ Google アカウントでログインしてください。
- 共有するファイルを「送信するファイルまたはフォルダをドロップ」と書かれたエリアまでドラッグ&ドロップします。

- ※ [+ 選択]をクリックして、ファイルやフォルダを選択することもできます。
- 「付近のデバイス」の欄に、近くにある受信する準備を行ったデバイスが表示されるのでクリックします。

Android スマホ
- 「リクエストを承認しますか?」と表示されるので、送り主やファイルの種類を確認して[承認する]をタップします。

- PCからファイルが送信されます。完了すると「受信しました」と表示されるので[ダウンロードを表示]もしくは[開く]をタップします。

- ※ 共有されたファイルは「ダウンロード」フォルダに保存されます。
Windows PCにファイルを送信する
Windows PC
- Windows PCで「Quick Share」を起動します。

- ※ ログインはしなくても共有できます。共有範囲を「自分のデバイス」にする場合はスマートフォンと同じ Google アカウントでログインしてください。
- 「共有を許可するユーザー」の下のプルダウンをクリックして公開範囲を選択します。

- 自分のデバイス
- 同じ Google アカウントでログインしているデバイスが対象となります。
- 連絡先に限定
- 連絡先を知っている相手と共有する場合はこちらを選択します。「連絡先を管理」から共有する連絡先を絞り込むこともできます。
- 全員
- 近くにいる全員が共有の対象となります。連絡先を知らない相手と共有する場合はこちらを選択します。
- ※ 近くにいる全く知らない人からもデバイス名が参照できる状態になります。共有が終わったらOFFにすることを忘れないようにしてください。
- すべてのユーザーに対し10分間
- 近くにいる全員が共有の対象となり、10分後に自動的にOFFになります。
- ※ 「自分のデバイス」「連絡先に限定」はログインしていないと選択できません。
Android スマホ
- 共有したい写真を表示した状態で[共有]→[Quick Share]をタップすると、「付近のデバイスに送信」の欄に共有を許可したWindows PCが表示されるのでタップします。
- ※ 詳細は「Android スマホ同士で写真や動画を共有しよう」の「送信側のスマホからファイルを共有します」の手順を参照してください。

Windows PC
- Quick Shareアプリ上に「画像を共有しようとしています」と表示されるので、送り主やファイルの種類を確認して「承認」をクリックします。

- PCに画像ファイルが送信されます。完了すると「画像を受信しました」と表示されるので[開く]もしくは[閉じる]をクリックします。

Quick Shareについての疑問を解決!
どうやってQuick Shareをオフにする?
デバイスの公開設定をONのままにしていると、見ず知らずの人から意図しないファイルを送りつけられるようなことがあるかもしれません。共有が終わったら必ずOFFにするようにしましょう。
- [設定]→[Google]→[Quick Share]をタップします。
- [共有を許可するユーザー]をタップし、「付近のデバイスに表示する」をOFFにします。
Quick Shareは怖い?
エンドツーエンドの暗号化(AES-256)や、信頼できる連絡先とのみ共有できるオプションなど、ユーザーのプライバシーとセキュリティを保護するための機能を備えています。また、意図しないファイルが送付されてきた場合も「承認する」を選択しない限り、ファイルを受信することはありません。
必要以上に怖がる必要はありませんが、無用なトラブルを避けるために以下を心がけるようにしましょう。
- ・デバイス名を個人情報が特定できるような名前にしない
- ・共有が終わったら必ずOFFにする
たくさんのファイルを送るとギガ(データ通信量)は消費される?
インターネット上のサーバーを経由せず、端末間で直接ファイルを送受信できるため、動画などファイルサイズの大きいデータでもモバイル通信回線のデータ通信量(ギガ)を消費しません。
Quick Shareは、デバイス検出にBluetooth Low Energy (BLE)を使用し、その後にWi-Fi Direct(またはP2P接続)を使って大容量のデータを高速に転送します。
ただし、1日の転送容量は10GBまでと制限がありますので、そこは注意しましょう。
共有できない、近くのデバイスが見つからないときは?
Quick Share でファイルが送れなかったり、相手のデバイスが「付近のデバイス」に表示されないときは、次の項目を確認してみましょう。
- ・受信側の画面ロックが解除されているか
- ・お互いのデバイスでBluetooth がオンになっているか
- ・[共有を許可するユーザー]の範囲が適切か
- ・相手が他のデバイスと Quick Share を使用中ではないか
- ・お互いのデバイスで Wi-Fi がオンになっているか
- ・Android 12 以前のデバイスの場合:お互いの位置情報がオンになっているか
上記を確認してもうまくいかない場合は、次のことをお試しください。
- ・デバイス間の距離を 30 cm 以内に近づける
- ・機内モードをオンにしてからオフにする
- ・スマホを再起動する
まとめ
Quick Shareを使えば、友達のスマホに写真を送ったり、パソコンとファイルを共有したりといったことが、ぐっと身近で手軽になります。
インターネット接続や連絡先の登録がなくても、近くのデバイスと直接やり取りできるので、ちょっとした共有から仕事での資料配布まで、さまざまな場面で活躍します。
使い方もシンプルで、送信も受信もすぐに慣れるはず。ぜひ日常の中で、気軽に活用してみてください。
なお、安全に使うためのポイントも忘れずに。
- ・「デバイス名」には、個人を特定できるような名前を設定しない
- ・共有が終わったら公開設定(「付近のデバイスに表示する」)をOFFにする
ちょっとした配慮で、安心して便利に使い続けることができます。
- ※ Google、Android、ChromeOS、Chromebook その他のマークは Google LLC の商標です。
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