スマホでネット記事などを見ていて、文字が見えにくいと感じることはありませんか?
視力の悪い方や老眼の方だけでなく、視力の良い方でも、目が疲れている時などは小さい文字などが見えにくいときがあるかと思います。
そんなときには、ルーペのように画面全体および一部をズームできる「拡大」機能が便利です。
ピンチアウト(2本の指の間を広げる操作)で拡大できるアプリ等もありますが、今回ご紹介する「拡大」機能は、Android のユーザー補助機能を使ってスマホの画面自体を拡大するので、ズームを禁止しているサイトやアプリでも拡大表示することができます。LINEアプリのトーク画面も拡大できるので、便利です。
また、スマホ本体の設定からアイコンなどの表示サイズやテキストの見やすさを変更することもできます。ただし、設定を変更するとスマホの様々な表示に影響します。表示を確認しながら、自分にとって一番見やすいサイズに調整してみてください。
目が疲れると、目の症状だけでなく、体にも不調が現れてくることがあります。
拡大機能を使ったり、自分にとって見やすい表示に変更したりして、目の負担を減らすようにしましょう。
文字が小さい時や目が疲れている時に、見えにくいなと感じたら、「拡大」機能を使ってみましょう。
いつでも使えるように、まずは「拡大」機能を有効にしてください。
このユーザー補助機能ボタン[ ]を使用して、画面を拡大する方法を次の項目で説明します。
「拡大」機能を有効にすると、初期設定では画面上にユーザー補助機能ボタンが表示されます。まずは、このボタンを使って画面全体や一部を拡大する方法を紹介します。
初期設定では、切り替えボタンをタップすると、画面全体と画面の一部の拡大を切り替えることができます。
これまでは、初期設定のユーザー補助機能ボタン[ ]を使った拡大の操作方法をご紹介しましたが、ボタン以外の操作方法で拡大することもできます。「拡大のショートカット」から設定できるので、色々な操作方法を試してみてください。
拡大する範囲を画面全体もしくは画面の一部に設定することができます。初期設定では、どちらの操作も可能な[画面全体と画面の一部を切り替える]が設定されています。
拡大範囲の設定方法とそれぞれの使い分けを見てみましょう。
画面全体を拡大するので、画面いっぱいに大きく見たいときにおすすめです。見えなくなった左右の範囲を見るときは、2本指でドラッグして移動します。
例えば、こんな使い方!
記事サイトを見ているときに、文字が小さいなと思ったら、全体を拡大し、2本指でドラッグしながら左右に移動して読むことができます。スクロールは通常通りの操作で使えます。
オレンジ色の枠の四角形の範囲内のみ拡大します。拡大できる範囲は小さいですが、ページの全体はそのまま確認できます。本物の虫眼鏡のような感覚で必要な箇所だけ拡大したいときにおすすめです。範囲の移動も、四角形内のアイコンをドラッグするだけで手軽に移動できます
例えば、こんな使い方!
「COCORO STORE」などのショッピングサイトを見ているとき、商品画像をクリックしなくても、画像を拡大して確認することができます
画面に表示される切り替えボタン[ ]をタップすると、簡単に画面全体と画面の一部の拡大を切り替えることができます。画面全体と画面の一部の拡大をどちらも使い分けたい方はこの設定がおすすめです。
スマホ本体の設定で、アイコンなどの表示サイズやテキストの見やすさを変更することができます。プレビュー表示を確認しながら、自分にとって一番見やすい画面に調整してみてください。大きさを調整するだけでも、目の負担がかなり違ってくるはずです。
例えば、フォントサイズと表示サイズを最大に変更すると、「設定」の一覧画面もこんなに見やすくなります。
初期設定に戻したい時は、[設定をリセット]→[リセット]と操作してください。
Android のユーザー補助機能を使った「拡大」機能やスマホ本体の設定から見やすい表示に変更する方法を紹介しました。
これらの機能を使えば、文字や画像が見えにくくて困ったときでも、楽になること間違いなしです。AQUOS公式サイトもピンチアウトできないので、画像等をもっと拡大して見たいときは、この機能をぜひ使ってみてください。
自分にとって目に負担のない設定にして、快適なスマホライフを楽しみましょう。
今回この記事の操作で使用したスマホは、シャープの中でも人気のsenseシリーズ「AQUOS sense8」です。
IGZO OLED(有機EL)ディスプレイには、画質・色味に影響なくブルーライトの量を抑制できる新素材を採用。目にやさしい画面となめらかな表示で、快適な映像を楽しめます。
価格と性能のバランスの取れたミッドレンジスマホで、幅広い世代の人におすすめです。
この記事はいかがでしたか?