ふるさと納税、毎年されている方も多いと思います。
ふるさと納税で寄付金控除を受けるためには、確定申告の手続きが原則必要になります。以前は面倒だったふるさと納税の手続きも、今ではスマホで簡単に申請できるようになりました。この記事では、ふるさと納税の確定申告をスマホで行う方法や手順について解説します。
ふるさと納税は、自分の選んだ自治体に控除上限内で寄付を行うと、寄付した金額のうち2000円を引いた金額が全額、所得税の還付や住民税から控除される制度です。
寄付をすると、寄付先の自治体から地域の名産品などのお礼の品をいただけます。寄付金の使い道も指定できるので、ふるさとや地方を応援できる魅力的な税金控除方法として、今話題の制度です。
ふるさと納税で、税金控除される金額には上限があります。その金額は家族構成や年収によって異なるので、寄付する前に控除上限額を確認しましょう。源泉徴収票または確定申告書の控えを用意すれば、オンラインで簡単にシミュレーションできます。
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気になる返礼品や応援したい地方など、寄付先を決めて申し込みしましょう。
ふるさと納税専用各サイトは、ふるさと納税の返礼品リストには力を入れています。お気に入りの自治体や返礼品を見つけてみましょう。
決済が完了すれば申し込み完了です。控除上限額を超えた金額を寄付すると自己負担になるので注意してください。
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自治体から寄付のお礼として、お礼の品が届きます。寄付金の領収書「寄付金受領証明書」も届くので大切に保管してください。申告の手続きに必要です。
税金控除を受けるには、確定申告もしくはワンストップ特例制度のいずれかの申請が必要となります。確定申告は2月〜3月に前年度分の手続きをし、ワンストップ特例制度は申し込みの都度、申請書の提出期限があります。
下記の条件に1つでも当てはまる方は確定申告の手続きをしてください
■1/1〜12/31の間に寄付をした 自治体が6自治体以上ある
■不動産収入がある
■有価証券や会員権などの売却益や譲渡益がある
■2000万以上の給与収入がある
■住宅ローン控除や医療費控除を利用している
■寄付をした自治体の中で、ワンストップ特例の申請書を提出できなかった先がある
前述の条件に1つも当てはまらない方は、確定申告をせずにワンストップ特例制度を利用して税金控除ができます。
寄付時の申し込みフォームにある「自治体からのワンストップ特例申請書の送付」にチェックを入れ、自治体より郵送で申請書を送ってもらいます。(総務省サイトからのダウンロードも可能です)
提出期限までに、必要事項を記入した申請書と本人確認書類のコピーを郵送します。ふるさと納税を申し込むたびに、その都度申請書を提出する必要があるので注意してください。忘れた場合は確定申告の手続きが必要になります。
ふるさと納税を確定申告する場合、スマホで申請できる方とそうでない方がいます。収入が「給与所得・雑所得・一時所得」のいずれかに当てはまるのであれば、スマホで確定申告できます。
下記対象の方もスマホで確定申告が可能です。
■サラリーマンや公務員の給与取得者の2カ所以上の所得
■副収入があるが事業所得の規模でない
■保険金や懸賞金の所得がある
ただし、不動産所得や事業所得がある場合は、スマホで確定申告はできないので気をつけましょう。
■寄付金受領証明書
■対象期間の源泉徴収票
■還付金受取用口座番号
■マイナンバーカード
マイナンバーカードを持っていない場合は、通知カードと本人確認資料で申請可能ですが、税務署にてIDパスワードを取得する必要があります。
ふるさと納税の申請方法は2種類あります。そのうちの1種類マイナンバー方式は、マイナンバーカードを所持しているとスムーズに手続きができるものです。
マイナンバーカードを所持していても、いなくても手続きはできるので、ご自身の状況に合わせて申請方法を選びましょう。
マイナンバー方式 |
マイナンバーカードによって本人確認を行います。 カード読み取りのためマイナポータルAPのインストールが必要になります。 インストール後に、マイナンバーカードをスマホで読み取り、電子申告を行います。 |
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IDパスワード方式 |
マイナンバーカードを持っていない方は、税務署に行ってIDパスワードを取得します。 本人確認資料を持参するのを忘れないでください。 サイト上でIDパスワードを入力し、電子申告を行います。 |
住民票のある市区町村から「マイナンバーカード交付申請書」が送られてきています。申請書のQRコードにアクセスして、必要事項を入力、顔写真はスマホで撮影できるので、簡単にマイナンバーカードを発行できます。
1カ月ほどで交付通知書が届き、市役所にて本人確認資料を掲示し受け取ります。
サイト上で作成開始ボタンをクリックします。簡単な質問にいくつか答えます。スマホ申請可能かどうかチェックされるので、回答しましょう。
・マイナポータルAPを起動して、マイナンバーカードを読み取り認証します。IDパスワードを税務署で取得した方は、IDパスワードを入力。ログイン後、本人確認のため生年月日や住所を入力します。
給与所得情報や、ふるさと納税の寄付金額を間違いのないように入力します。寄付金控除の金額が計算されて画面上にでてくるので、金額を確認しましょう。
申告する本人の口座のみ有効です。還付金を入金する口座を入力しましょう。
生年月日や住所等を再確認します。間違いがあった場合はここで修正できます。マイナンバーカードを読み取り(IDパスワードの方はマイナンバーを入力)電子署名を行います。
確定申告の内容を確認し送信します。送信データのPDFや入力に必要となった書類は、しっかりと保管しておくようにしておきましょう。スムーズに入力すれば、30分ほどで手続き完了します。
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デジタル化が進み、確定申告の面倒な手続きもスマホで簡単に申請できるようになりました。自治体への寄付で今話題のふるさと納税も、スマホでさくっと税金控除の手続きを済ませられます。
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