10月を代表するイベントといえば、ハロウィン! 年々、日本でもハロウィンは盛り上がりを見せるようになっていますが、仮装してパーティーに参加するのはちょっとハードルが高い……と思っている人もまだまだ多いのではないでしょうか。今回は、スマートフォンAQUOSの公式Instagram開設記念ということで、AQUOS R6を使った“#ハロウィン撮影会”の楽しみ方をご提案します!
本格的なハロウィンの仮装は初めてという美容学校の学生5人に、AQUOS R6を使って仮装写真を撮影してもらいました。メイクや髪型はもちろん、照明にも徹底的にこだわって撮影した“#ハロウィン撮影会”写真。
AQUOS R6だからこそ表現できたハロウィンムード満点の写真と、その撮影の裏側やこだわりに迫ります。
バラエティショップで買えるカラフルなライトなどを使って撮影。ライトを当てる角度を工夫して影を効果的に配置することで、不思議な世界観を作ることができました!
髙野さん
特別なライトを用意しなくても、スマホの背面ライトに赤い透明な下敷きをかぶせるだけで赤みがかった写真になります。ドラキュラっぽい不気味だけどスタイリッシュな雰囲気を演出できました(3枚目)。
笹部さん
人間味を消してドールっぽくするために、白いドーランを均一に塗るのがポイント。肌をより白く見せるためにリップには黒を使っています。
田中さん
今回、参加してもらった5人に“#ハロウィン撮影会”の撮影について聞きました。
参加者&担当(左から)
松本莉央さん・・・幽霊メイドのヘア、ガイコツピエロのヘアを担当。
笹部紅葉さん・・・ドラキュラのモデルを担当。
田中芹奈さん・・・幽霊メイドのモデル、ドラキュラのメイクを担当。
髙野靜さん・・・幽霊メイドのメイク、ガイコツピエロのモデル、ドラキュラのヘアを担当。
宮本妃那さん・・・ガイコツピエロのメイクを担当。
――今回、本格的なハロウィンの仮装で撮影に挑戦しましたが、いかがでしたか?
田中芹奈(以下、田中):私はモデルもメイクも担当したんですけど、どっちもすごく楽しかったです。
宮本妃那(以下、宮本):普段は絶対しないようなメイクや髪型ができたので、テンション上がりました!
松本莉央(以下、松本):そうそう。こんなにちゃんとした仮装って撮影したことなかったもんね。
――今回撮影した「幽霊メイド」「ガイコツピエロ」「ドラキュラ」というテーマはどうやって決まったんですか?
髙野靜(以下、髙野):まずはみんなで3テーマ撮影しようっていうことになって、やりたいキャラクターとモデルに似合うキャラクターのバランスを取りながら決めました。
笹部紅葉(以下、笹部):私は普段から赤いカラコンを使っているたので、「ドラキュラが似合うんじゃない?」みたいな感じで。「せっかくちゃんと仮装するなら、それぞれのキャラで何枚かシチュエーションを変えて撮りたいね」ってことになって、「それならちゃんと裏設定を考えた方がいいんじゃない?」という流れでキャラクターのストーリーを考えました。
――すごい! それぞれのキャラクターにストーリーがあるんですね。
田中:そうなんです。今回は学校で撮影することは決まっていたので、『お化けの学校生活』っていう設定で。幽霊メイドはちょっと恋愛体質な女の子で、放課後デートに行くっていう設定なんです。好きな男の子と一緒にお菓子を食べたりして。
髙野:ガイコツピエロは先生に怒られて掃除させられてるんです。トランプを使いすぎたので片付けてて、最後は掃除道具入れに本人も帰っていくっていう。
笹部:ドラキュラは真面目キャラで、授業中に血液のことを勉強してるっていうストーリーです。ちゃんとノートにはヘモグロビンの化学式が書いてあるんですよ。
――そんな細部にまでこだわりがあったとは!
宮本:こういう写真を撮るなら、細部にまでこだわった方が絶対いいと思います! 幽霊メイドのネイルもちょっとしか映らなくても、ちゃんと衣装や雰囲気に合う色や長さをチョイスしました。
――それぞれのキャラについてのこだわりをお伺いしたいのですが、まず幽霊メイドはどんなイメージで作ったんですか?
松本:せっかくモデルが金髪にしてきてくれたので、おばけなんだけど、女の子らしさも表現できるように長い髪を波巻きしてみました。
――えっ、これ地毛なんですか!?
田中:どうせやるならと思って、地毛を金髪にしてきたんです。
髙野:メイクでは人間味を消すというか、ドールっぽくなるようにドーランをムラなく均一に塗るのが難しかったですね。肌をより白く見せるためにリップには黒を使ったんですけど、黒だけだと唇のふっくら感が出なかったので、中央にシルバーを塗って、ふっくら見えるようにしました。それに合わせて、アイシャドウも中央に白をのせて。
田中:人形とかお菓子とか小道具も用意して。でも、怖い雰囲気を出しながら女の子っぽいポーズや表情を作るのは難しかったですね。
――では、次にガイコツピエロはどうですか?
松本:自分の中でピエロってアフロのイメージだったので、ヘアはめちゃくちゃ細いコテでぐるぐるに巻きました。
宮本:ガイコツなので、メイクは骨っぽさを出すように工夫しました。アイシャドウで下書きをして、目のまわりとか窪んでるところに黒のドーランをがっつり塗って。白塗りの部分は手で、黒い部分は本物の絵筆で塗っています。メイクのブラシを使うと、ドーランが取れなくなっちゃってもったいないので……(笑)。
――手の甲まで骨が描いてあったり、細かい部分にもこだわりを感じました。
松本:ムラがないようにするのと、左右対称に書くのは気をつけました。
髙野:口を開けちゃうとガイコツ感がなくなっちゃうので、口を開けなくても表情を出せるように工夫したりして。あとは、初めてドーランを顔全体に塗ったんですけど、顔が重たくて。いつもよりオーバーめに表情を作るようにしました。
――ドラキュラはスタイリッシュでかっこいいイメージでしたね。
笹部:ドラキュラに会ったことがないので(笑)、どんな表情をしたらいいのか悩んだんですけど、頑張りました!
田中:血色感を失くしたかったので、顔だけじゃなくて首まで白いドーランを薄めに塗って。目のまわりは黒いシャドウを使って、きつい目に見えるように長めにアイシャドウを入れました。血糊も口の端っこに綿棒でつけて、垂れてるように見せたり。
髙野:血糊が入ると、すごくハロウィンっぽくなるよね。
――3ポーズとも照明も凝ってましたよね。
田中:ドラキュラはスマホを2台使って撮影しています。1台の背面ライトに赤い透明な下敷きを被せて、モデルに赤い光をあてつつ、もう1台のカメラで撮影したんです。
松本:メイドの写真はクリスマスツリーに付けるようなオーナメントライトを背景に使ってます。シャッタースピードを遅くして、撮る瞬間にライトをちょっと動かして残像が出るようにして。いい感じに残像が出るまで何度もやったんですよ。
宮本:ピエロの撮影にはクラブにあるようなカラフルな電飾を使いました。パーティーグッズみたいなやつなんですけど。あとは影の出し方に気を使いましたね。ぶら下げたトランプやアフロの影があるかないかで、すごく写真のイメージが変わるので。
髙野:ライトを上から当てたり、下から当てたり、照明の当て方をいろいろ工夫したら奥行きがある写真になったよね。平面じゃない感じがイケてるなって(笑)。実際に見えている色とカメラを通して見る色は全然違うので、そのあたりも確認しながら撮影しました。
――今回はすべてAQUOS R6で撮影していただきましたが、使い心地はいかがでしたか?
松本:マニュアル撮影ができるので、普通の一眼レフみたいな写真が撮れました。メイドの時はホワイトバランスを調整して青みがかった写真にしたり。スマホの背面ライトでも全部キレイに映るし、プロのカメラマンになった気分でした。
宮本:モデルに正確にピントを合わせつつ、背景のライトもしっかり色味が出るのがいい! すごい鮮やかでめちゃめちゃ味がある写真が撮れます。言わなかったら、絶対みんな一眼レフで撮ったって勘違いすると思います。
田中:撮影した後にアプリとかで調整してないのに、このクオリティはすごいよね。
――最後に、今年はハロウィンで仮装の撮影に挑戦してみたいという人にアドバイスをお願いします。
髙野:ライトの効果が際立つので、撮影する部屋は真っ暗にするのがポイント! 今回は外の光が入らないように、窓に遮光をフィルムを貼って真っ暗にしたんです。
田中:暗い場所ならスマホの背面ライトだけでも遊べる! その場にいる人数分ライトがあるってことだから。ライトに色を塗ったラップを被せたり、ティッシュを被せたり、どういう角度で顔に当てるかでも全然違うしね。
宮本:あと、小道具が一つあるだけで雰囲気が全然変わるよね。ピエロは風船を使ったんですけど、ちゃんとヘリウムガスを入れて浮かぶようにして。そのフワフワした感じがそれっぽい雰囲気を作ってくれたかなって思います。
笹部:ドラキュラの時に使ったスモークマシンもよかったよ。スモーク焚かれてると、それだけで女優になった気分(笑)。
宮本:コスプレして外に出るのはちょっと恥ずかしいっていう人も多いと思うんですけど、家とかなら気にせずできると思うんで、がっつりリアルにメイクしてやってほしいですね。
松本:せっかくハロウィンをやるんだったら、絶対派手にやった方がいいと思う!
今回挑戦してもらった5人のお話を参考にして、誰にでもできる本格派仮装写真の撮り方もお教えしちゃいます。みなさんも、今年は“#ハロウィン撮影会”を楽しんでみませんか?
まずは、どんなテーマで撮影するかを考えましょう。今回は撮影場所が学校と決まっていたので、テーマは「お化けの学校生活」に決定。
ついつい仮装してみたいキャラクターを選んでしまいがちですが、モデルと演じるキャラクターのマッチングはとっても重要。モデルに似合うキャラクターをチョイスすることで写真の完成度は格段に上がる!
最少人数で撮影するなら、モデルとカメラマンの2名でヘアメイクなども兼ねれば撮影は可能。照明の担当を加えて、3名いたら理想的です。今回もモデル、ヘア、メイク担当の3名が1チームとなって撮影しました。
完成した写真を想像しながら細かいキャラクターの設定を決めましょう。何も考えずに進めると、あれもこれもと欲張ってしまい、小道具代や撮影時間が余計にかかってしまうことも。どんなシチュエーションで撮影するか、顔のアップにするのか全身写すのか…などなど撮影イメージを考えておくと効率アップ。
撮影イメージにしたがって、必要な衣装や小道具を集めます。衣装のクオリティは照明やヘアメイク、撮影の仕方でカバーできるので、そこまで追求しなくてもOK。その代わり、小道具にはこだわって。風船にはヘリウムガスを入れるなど、そのひと手間が雰囲気を作ります。おばけメイクでは白と黒のドーランはマスト。血糊も揃えるとなおよし!
本格的な撮影用ライトでなくても、クリスマスツリーに飾るオーナメントライトや、パーティーグッズのライトなどがあるだけで、写真の雰囲気は変わります。家にあるラップや梱包用のプチプチなど、スマホの背面ライトに被せると雰囲気のある照明に早変わり。
スマホのカメラの使い方を確認しておきましょう。今回使用したAQUOS R6はマニュアル設定で撮影が可能。ホワイトバランスやシャッタースピードなどを細かく調節できるので、事前にどのくらい写真の雰囲気が変わるのか把握しておくと、撮影がスムーズになる上、写真のバリエーションが一気に広がります。
おばけメイクで重要なのは、血色を消すこと。そのためには白いドーランをムラなく均一に塗ることがポイント! メイクブラシではなく、絵筆や手のひらで塗るのがおおすすめです。実際の色味だけではなく、撮影した時にどんな色に写るのか確認しながら進めるとよいでしょう。
照明の効果を高めるため、撮影場所は真っ暗にできる室内の方がベター。部屋に窓がある場合は、遮光フィルムなどを貼って暗くして。
最終的な照明の調整は、モデルを立たせて現場で行います。完成のイメージに近づけるためには、ライトを当てる角度などを工夫して何度もトライするべし!
ついに撮影本番。照明や小道具を調整しながら、時間の許す限りめげずに撮影することが奇跡の一枚にたどりつく近道に!
今回撮影されたハロウィンの仮装写真をご覧になっていかがでしたか? カメラのプロでなくても、スマホだけでこれだけのクオリティの写真が撮れるなんて、ちょっと驚きですよね。
ちなみにスマートフォンAQUOS公式Instagramに掲載された写真もこのページに掲載された写真も、すべてAQUOS R6を使って撮影。しかも、撮影後のアプリ加工は一切なし! 面倒な加工の手間もなく、映える写真をそのままスマホからSNSにアップできるのは嬉しいポイント。
今回参加してくれた5人は本格的な仮装に初めて挑戦したそうですが、照明や小道具にこだわって撮影するのはとっても楽しかったそう。まだまだ大勢で集まってハロウィンパーティーをするのは難しいご時世ですから、こんなふうにおうちで本格的な仮装写真の撮影に挑戦して、ハロウィン気分を盛り上げてみるのはいかがでしょうか。
こんな“#ハロウィン撮影会”写真をSNSにアップしたら、みんなからいいね!がつくこと間違いなしです!
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