エコ技設定アプリや、省エネ待受け機能については以下のサイトの紹介をご参照ください。
エコ技設定
省エネ待受機能は、一定の条件において、アプリケーションへ通知されるブロードキャストインテントをブロックし、それによりバックグラウンドでのアプリケーションの動作を抑止し、電力消費を低減させる機能です。
省エネ待受機能は以下の二つの条件に合致したとき、その抑止処理が働きます。
条件1 エコ技設定において、省エネ待受機能がONになっていること。
省エネ待受機能は、通常モードでは常にOFF固定、技ありモードではデフォルトON(ユーザ操作でOFFすることが可能)、お助けモードでは常にON固定となります。
条件2 画面が消灯していること。
画面の消灯とは、省エネ待受機能にACTION_SCREEN_OFFが通知されてから、ACTION_SCREEN_ONが通知されるまでを指します。
以下のアプリケーションを除く、全てのアプリケーションが抑止対象となります。
省エネ待受対象外リストには、出荷時点で、いくつかのプリインストールアプリケーションが登録されています。
それ以外のアプリケーションを省エネ待受機能の抑止対象外とするには、ユーザ操作によって当該アプリケーションが省エネ待受対象外リストに登録される必要があります。
ブロードキャストインテントは、それを受信するBroadcastRecieverクラスのonRecieveメソッドが呼び出されることによって通知されますが、省エネ待受機能では、このonRecieveメソッドが呼び出されないように制御することで、ブロードキャストインテントの通知を抑止しています。
また、ブロードキャストインテントの受信側となる各アプリケーションは、どのインテントを受信したいかを定義する際、マニフェストファイル上でintent-filter要素を使う方法と、プログラム上でIntentFilterクラスを使う方法がありますが、省エネ待受機能では前者のみを抑止の対象としています。
ただし、後者の実装が今後のモデルでも抑止対象とならないことを保証するものではありません。
一方、ブロードキャストインテントの送信側については、その送信方式によらず、sendBroadcastメソッドやAlarmManagerクラスを利用したインテント通知など、いずれを用いたブロードキャストインテントも抑止対象となります。