インターネットメールを移そう

スマホでは、標準のGmailやプロバイダーメールに代表されるインターネットメールと、通信事業者が提供するキャリアメール(ケータイメール)の2種類が利用できます。

ここでは、それぞれの引き継ぎ方法と注意点を説明します。

なお、ここでは移行元のAndroidスマホは元のスマホ、移行先のAndroidスマホは新しいスマホと表記します。

移したいメールの種類を確認する

新しいスマホに移したいメールの種類を確認しましょう。

メールの種類や設定によっては、受信済みのメールは引き継ぎできない場合があります。

▼ メールの種類と引き継ぎ方法
メールの種類 引き継ぎ方法
❶ インターネットメール 「メール」アプリでアカウントを設定することで移せる。
・フリーメール(GmailやYahoo!メールなど):可
・プロバイダーメール:一部可 ※1
❷ キャリアメール 通信事業者を変えない場合:
・パソコンなどからクラウド経由でキャリアメールの送受信データを読むことができる。
・通信事業者によってはバックアップサービスやバックアップアプリで移すことができる ※2。または、スマホに受信済みのメールはメールアプリのエクスポートとインポート機能で移すことが可能。
通信事業者を変える場合:
・基本的にキャリアメールの送受信データは移行できない。
※1 プロバイダーメールの設定でサーバーに保存を指定している場合は、指定期間のメールは引き継ぎ可能。

プロバイダーメールの設定については、ここでは説明しません。

プロバイダーから送付されたメールの設定内容を確認し、メールアプリで設定を行ってください。

また、通信事業者を変更する場合、新しいスマホにデータを移行することはできませんが、各キャリアが用意しているサービスでmicroSDカードにバックアップすることができます。

詳細は「通信事業者が提供するバックアップサービスを利用する」を参照してください。

Gmailのデータを新しいスマホに移す

インターネットメールの例として、Gmailのデータを新しいスマホで読めるようにします。

キャリアメールについては、「キャリアメールをクラウド環境で利用する」「キャリアメールのバックアップ機能で移す」を参照してください。

Gmailは、Googleのメールサービスなので、新しいスマホに元のスマホと同じGoogleアカウントを登録するだけで自動的に受信し、データを移すことができます。

① 新しいスマホのGmailの同期を確認する

Androidのスマホには、標準でGmailアプリが用意されています。

新しいスマホに元のスマホと同じGoogleアカウントを設定し、設定画面でGmailが同期する設定になっているかを確認します。

画面例では、「設定」→「アカウント」で使用しているGoogleアカウントをタップ、「アカウントの同期」をタップします。

新しいスマホのGmailの同期を確認する
▲ 新しいスマホ

② 新しいスマホでGmailを読む

同期の設定が確認できたら、新しいスマホのアプリ一覧画面からGmailアイコンをタップしてみましょう。

過去の送受信メールが確認できます。

新しいスマホでGmailを読む
▲ 新しいスマホ

キャリアメールをクラウド環境で利用する

通信事業者が提供するキャリアメールは、機種変更する際に通信事業者を変更しない場合、クラウド環境でパソコンなどから過去の送受信データを確認することができます。

ここから新しいスマホに移すことはできませんが、バックアップ用途で過去の送受信データを確認したい場合などに便利です。

ここではドコモ、ソフトバンク、auを例に、パソコンからキャリアメールを使う方法を簡単に紹介しておきます。

詳細は、各サービスのページで確認してください。

また、通信事業者によっては、バックアップサービスを利用することで送受信データを移行できる場合もあります。

各通信事業者のバックアップサービスについては、「通信事業者が提供するバックアップサービスを利用する」を参照してください。

ドコモの「ドコモメール」をWebで使う

ドコモの@docomo.ne.jpのメールです。

パソコンのブラウザーから「https://mail.smt.docomo.ne.jp/」にアクセスし、docomoIDとパスワードでログインします。

これで受信メールを確認したり、パソコンから返信したりできます(無料)。

なお、ドコモメールは、通常のインターネットメールのようにパソコンのメールソフトでも送受信が可能です。

詳細はドコモのWebサイト「その他のメールアプリからのご利用」で確認してください。

ソフトバンクの「S!メール(MMS)どこでもアクセス」を使う

ソフトバンクのS!メール(@softbank.ne.jp)の場合、ブラウザーからメールの送受信が可能です。

月額300円の有料サービスなので、事前に「S!メール(MMS)どこでもアクセス」のページにアクセスして、申し込む必要があります。

申し込みが完了するとウェルカムメールが届くので、その指示に従って操作します。

auの「Webメール」サービスを使う

auのezwebメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)は、パソコンのWebメールサービスを利用できます(無料)。

パソコンのブラウザーから「https://www.au.com/mobile/service/webmail/login/」にアクセスしてログインすると、使用しているスマホに2段階認証のSMSが届きます。

記載のURLをタップすることで2段階認証が行われ、ブラウザーでezwebメールの送受信が可能になります。

詳しくは、auのWebメールのページを参照してください。

キャリアメールのバックアップ機能で移す

通信事業者のキャリアメールアプリには、メールデータをバックアップできる機能が用意されている場合があります。

この機能を使えば、スマホの内部共有ストレージやmicroSDカードにデータを保存し、新しいスマホに読む込むことができます。

ドコモの「ドコモメール」でバックアップをとる

ドコモメールアプリには「クラウド」と「ローカル」の2つがあります。

通常、ドコモメールでやりとりしたメールは「クラウド」側に保存され、「ローカル」には、バックアップから読み込んだspモードメールやiモードメールなどが保存されます。

「クラウド」のメールをバックアップするには、目的のフォルダーを選択してその他キー(もしくは「メニューキー」)から「メール保存」をタップします。

初期状態ではPRIVATE¥DOCOMO¥以下に保存されます。

保存したメールをドコモメールに読み込むには、その他キー(もしくは「メニューキー」)から「メール取り込み」をタップします。

なお、取り込んだメールは、「クラウド」ではなく「ローカル」に保存されるので注意しましょう。

なお、ドコモのバックアップアプリ「ドコモデータコピー」では、「クラウド」のメールは保存されません(「ローカル」のみ)。

ソフトバンクの「+メッセージ」でバックアップをとる

ソフトバンクのキャリアメールは、2018年5月より「Softbankメール」アプリから「+メッセージ」に統合されています。

+メッセージのメールは、通信事業者に関係なく「マイページ」→「設定」→「メッセージ」→「バックアップ・復元」でバックアップできます。

保存先は、+メッセージのフォルダー内(microSDカードであれば「PlusMessage」内)ですが、バックアップファイルは.backup形式なので、テキストエディタでは読むことはできません。

バックアップファイルを新しいスマホに読み込むには、バックアップと同様、「マイページ」→「メッセージ」→「設定」→「バックアップ・復元」から操作できます。

auの「Eメール」でバックアップをとる

auの「Eメール」アプリの「Eメール設定」にある「バックアップ・復元」メニューには、復元のみでバックアップは用意されていません。

「Eメール」のメールデータをバックアップするには、スマホの「設定」から「au設定メニュー」→「データを移行する」→「SDカードを使う」→「保存する」と操作してメールデータを保存します。

保存したデータを新しいスマホに読む込むには、「Eメール」アプリの「バックアップ・復元」から操作します。

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