パソコンで広く用いられているTrueType形式のフォントを端末にダウンロードして利用することができるので、ユーザは好みのフォントでiモードやメールを見ることができます。
対応フォント仕様
- 形式:TrueType(拡張子 ttf)
- OpenType(拡張子 otf),TrueType Collection(拡張子 ttc)は非対応。
- 文字コード:Unicode文字セット
- ファイルサイズ:6MB以内
- <参考>
- SH平成明朝 : 約2.9MB
- SHクリスタルタッチ : 約4.4MB
- LCゴシック : 約1.7MB
- 表示可能文字コード:JIS X0208 準拠
- 詳細は対応文字セット(charset.pdf)を参照してください。
- ダウンロードしたフォント内に対応する文字コードが存在しない場合はデフォルトのゴシック系フォントの文字が出力されます。よって、アルファベットだけ、ひらがなだけ等のフォント配信も可能です。
- 等幅フォントのみ対応
- プロポーショナルフォントは、端末で正常に表示されません。
- ヒンティング:非対応(無視)
- Embedded Bitmap Data(EBDT): 非対応(無視)
- 縦書き:GSUB形式
配信サーバのMIMEタイプ設定
- Content-type : "application/x-font-ttf“
- 拡張子:".ttf"
その他
- 端末で使用するdot数:8〜96dot
- 端末に表示される文字の全部が切り替わるわけではありません。機能によりデフォルトフォントなどで表示される部分があります。
- <主な対象外>
- iアプリがシステムフォントを呼び出して描画する文字列
- Flash、PDF、ドキュメントに含まれる文字列
- UIコンテンツにおいてカレントフォント指定でない文字列
- ワンセグのデータ放送(BML)および字幕
- 電話帳の名刺表示
- 書体名が無い等の不正なフォントデータは、正常にダウンロードできない場合があります。
- 文字の太さが異なっていたり、文字の欠けが発生するなど、パソコンでの表示と異なることがあります。
- 機種によっては、きせかえツールコンテンツにてフォント指定(書体名)をすると、きせかえ実行時に端末のフォント設定を自動的に切り替えることもできます。きせかえツールコンテンツの世界観にあったフォントをサイトから先にダウンロードしておくと、メニュー等とフォントを同時にきせかえることが可能です。
きせかえ実行時に指定されたフォントが無い場合は端末のフォント設定は切り替わらないため、あとから手動でフォント設定をする必要があります。
- TrueTypeは、米国Apple Inc.の商標です。
- その他記載されている会社名・商品名等は、各社の商標および登録商標です。